ミニLED搭載のApple製品、2021年3月まで登場しない可能性
AppleにとってミニLEDは「今後5年間かけて強化する重要な技術」
ミニLEDディスプレイを搭載した最初のApple製品は、2021年3月頃まで登場しない可能性が高い。Appleに詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏の最新レポートによると、AppleはミニLEDパネル向けのチップやパネルなどの量産は、2020年の第3四半期(7〜9月期)から2021年第1四半期(1〜3月)にかけて開始すると伝えている。
14.1インチ型MacBook Proは年内見送り?ミニLED非搭載で発表か?
Ming-Chi Kuo氏は、Appleは2020年から2021年にかけて、ミニLEDディスプレイを搭載した製品を6種類発表すると予測していた。予測されている製品は以下の通り。
- 12.9インチ型iPad Pro
- 27インチ型iMac Pro
- 14.1インチ型MacBook Pro
- 16インチ型MacBook Pro
- 10.2インチ型iPad
- 7.9インチ型iPad mini
ミニLEDの採用により、デバイスの軽量化や薄型化されるだけではなく、広色域や高いコントラスト比やHDRが可能になる。有機ELディスプレイの特徴に似た、黒く映したい特定のエリアのバックライトを暗くできる「ローカルディミング」も実現できるとされている。
Ming-Chi Kuo氏によると、AppleはミニLEDの研究開発を進めており、今後5年間に採用デバイスを増やす見通しだ。
(Source: MacRumors)
これまでのニュースをチェックする
2020.04.01
2020.03.20
2020.02.25
関連キーワード
何Retinaかずっと気になってます