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Apple M5チップ、新型Macだけではなく自社AIサーバーにも採用か

3次元積層で高性能・省電力、MacとAIサーバーの未来を担う次世代チップ

AI Apple Servers Image

Appleは、MacとAIサーバーの両方で活躍する次世代チップ「M5」の開発を進めている可能性がある。このM5チップは、TSMCが開発したSoIC(System on Integrated Chip)技術を採用し、チップを3次元構造に積層することで、従来の2次元設計よりも高性能かつ省電力化を実現する。

AppleはTSMCとの連携を強化し、熱可塑性炭素繊維複合材料を用いた次世代SoICパッケージの開発にも取り組んでいる。このパッケージは現在、小規模な試作段階にあるが、2025年から2026年にかけて量産を開始し、新しいMacとAIクラウドサーバーに搭載される予定だ。

M5チップは、すでにAppleの公式コード内でも存在が確認されており、その登場が期待されている。AppleはTSMCの3nmプロセスで製造される独自のAIサーバー用プロセッサも開発中で、2025年後半に量産を開始する目標を掲げている。しかし、一部のアナリストによると、2025年後半にAppleが組み立てるAIサーバーにはM4チップが搭載される可能性もあるという。

現在、AppleのAIクラウドサーバーは、複数のM2 Ultraチップを接続して運用されている。

(Source: Digitimes via MacRumors

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更新日2024年07月05日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:704397)

    自社製品なのでほぼ製造原価調達なのもあるし、Nvidia製品に対して「今現在」性能やコスパ面で良くなくても
    ・AI関係のハード及びソフト面での自社ノウハウ蓄積
    ・チップそのものもいずれ市場に出す事が決まってるもの
    とまあ利点が多い。
    例えばMSやMeta等が独自でAIチップ開発しても(外に出す場合)搭載製品から考えなきゃいけないし
    コストダウンもうまく進められなかった場合、自社ノウハウ蓄積を考慮しても
    結局「Nvidiaから買った方が良いのでは」になりかねないリスクがある。

  2. 通りすがりの読者(コメントID:704396)

    ここら辺は自社チップの強みかね
    今AI用と言えばNvidiaだが高性能である代わりにクソ高いし

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