タッチスクリーン搭載の新型HomePodを示唆する情報、tvOS 18で発見される
Apple TVとHomePodが融合? tvOS 18で見つかった新インターフェース「PlasterBoard」の秘密
Appleが、Apple TVとHomePodを融合させた、タッチスクリーン搭載の新型デバイスを開発しているという噂が、再び注目を集めている。tvOS 18 beta 3から発見された新インターフェース「PlasterBoard」が、その証拠の1つだ。
PlasterBoardとは?
9to5Macによると、tvOS 18 beta 3には「PlasterBoard」と呼ばれる独自のタッチスクリーンインターフェースが隠されていたという。HomePodのソフトウェアはtvOSから派生しているため、この発見はHomePodにとっても重要な意味を持つ。
PlasterBoardは、iOSやiPadOSのSpringBoard、tvOSのPineBoard、HomePodのSoundBoard、visionOSのSurfBoardなど、Appleの他のインターフェースの命名規則に沿っている。現時点では、ロック画面とパスコード入力用のタッチキーボードしか発見されていないが、今後の展開が期待される。
新型HomePodの可能性
Appleは、様々なタイプのホームデバイスを開発中と噂されている。
- シンプルなタッチディスプレイを搭載したHomePod
- カメラ付きのHomePodとApple TVのハイブリッドデバイス
- スクリーンとカメラを搭載したHomePod
- iPad/HomePodのようなホームハブ
最初に登場するのは、デバイス上部にLEDタッチディスプレイを搭載した標準的なHomePodかもしれない。AppleアナリストのMing-Chi Kuo氏は、7インチディスプレイを搭載したHomePodが2024年に発売されると予測しており、プロトタイプの画像もリークされている。
MacRumorsは先週、「Home Accessory」デバイスを示すコードを発見した。既存のHomePodやApple TVデバイスでは使用されていない「HomeAccessory」という識別子は、HomePodの内部識別子「AudioAccessory」に似ている。番号から判断すると、この新デバイスにはiPhone 16シリーズと同じA18チップが搭載される可能性がある。
Appleのホームデバイス戦略は、ますます多様化しているtvOS 18のPlasterBoardは、その新たな一歩を示すものと言えるだろう。