「iOS 12 Beta 10 / Public Beta 8」、配信開始

「iOS 12 Beta 10」が開発者向けに、「iOS 12 Public Beta 8」がパブリックベータプログラム登録者向けに配信開始されている。

「iOS 12 Beta 9 / Public Beta 7」が配信開始されたのは今月21日。前回のアップデートから非常に期間が短いことから、何かしら早急に修正したい不具合が発見されたのかもしれない。

「iOS 12 Beta 8」時点ではグループFaceTime機能が正式リリースに間に合わず、今秋の追加アップデートで利用可能になることが分かっている。

厳重注意：パブリックベータ版はあくまでもベータ版

「iOS 12」はパフォーマンスや安定性に重点を置いたアップデートとなっていて、「Beta 1」の時点で品質は過去数年の中でも最も高いと称している声も少なくない。

実際に「iOS 12」と「iOS 11.4」の動作スピードを比較した動画を見てもパフォーマンスの改良や向上を重点的に行っていると明言するだけのクオリティは実現されている模様。

よって、一刻も早く試したい気持ちは分かる。パブリックベータプログラムは誰でも登録できるが、あくまでもベータ版ーー動作が安定していないと明言しているテスト中の状態ーーであることを過小評価してはいけない。

メインで使用している端末や仕事用のデバイスにインストールした結果、普段の作業ができなくなったとしても、完全に自己責任だ。自分の意志で自分の端末にベータ版をインストールすることになるため、自分で対処できる自信がないのであれば、インストールするべきではない。

それを踏まえた上でもし試したい場合は、テスト用端末やサブ機など動作が不安定になったとしても、本来の使用目的に支障をきたさないデバイスを選びましょう。

「iOS 12」に対応するiPhone・iPad・iPodまとめ