新型iPad Pro、Thunderboltポート搭載で”Mac化”に前進か
Bloomberg、新型iPad Proの発表・発売は4月になると予測
新型iPad Proは、M1 Macと同じThunderbolt/USB4ポートを採用する可能性がある。現在はUSB-Cポート(USB 3.1 Gen 2)だが、Thunderboltになることで既存周辺機器との互換性を保ちながら、Thunderbolt接続を前提とした外部ディスプレイなどの周辺機器が利用可能になる。
またデータ転送速度は、少なくとも2倍高速化される。外付けドライブへのファイル転送時間は、大幅に短縮されるだろう。
A14X Bionic(仮)はM1 Macに匹敵するパフォーマンス
Bloombergによると、新型iPad Proは11インチと12.9インチの2モデル展開、デザインは現行モデルを踏襲し、4月に発表するという。カメラ性能は向上し、内蔵チップはM1 Macと同等性能になり、ミニLEDディスプレイは少なくとも12.9インチモデルには採用される見通しだ。ミニLEDにより、ディスプレイの画面輝度およびコントラスト比の向上する。
新型iPad Proは、3月23日にスペシャルイベント開催が濃厚と見られていたが、4月以降になる可能性が高い。米量販店「ターゲット」では、11インチ型iPad Proの2021年モデル対応ケースが目撃。従業員は「陳列するべきではない商品だった」と釈明し、4月6日以降であれば購入可能と案内していた。
iPadとiPad miniの新モデルも年内登場へ
Bloombergによると、Appleは年内に、薄型化・軽量化された新しいエントリーモデルiPad(第9世代モデル)と、ディスプレイが大型化した新しいiPad miniを発表する計画があるという。
Macお宝鑑定団Blogは、iPad(第9世代モデル)が一世代前のiPad Air(第3世代モデル)の仕様を引き継ぐと予測。同じ10.2インチディスプレイを搭載するが、ディスプレイ性能は大幅に向上。厚さは6.3mm、重さは460gになり、大幅に薄型化・軽量化されるという。
iPad miniは、ディスプレイサイズが7.9インチから8.4インチに大型化すると伝えている。現行のiPad ProやiPad Airのような角張ったデザインには移行せず、生体認証は従来通りホームボタンにTouch IDが内蔵されるそうだ。