新型エントリーモデルiPad、大幅に薄型化・軽量化か

iPadラインアップのエントリーモデルの新型iPad（第9世代モデル）は、一世代前のiPad Air（第3世代モデル）の仕様を引き継ぐ可能性がある。Macお宝鑑定団Blogによると、iPad（第9世代）は現行モデルと同じ10.2インチディスプレイを搭載するが、厚さは6.3mm、重さは460gになり、大幅に薄型化・軽量化されるという。

Touch ID、Lightningポートは引き続き採用されるが、ディスプレイ性能が大幅に進化する。現行モデルには採用されていない、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、広色域（P3）ディスプレイ、True Toneディスプレイは採用されるそうだ。

iPad Air（第3世代）のディスプレイ技術をすべて引き継ぐ可能性 ＝ Apple公式サイトよりキャプチャ

Appleは、旧モデルの筐体を再利用することでコストを削減でき、性能向上にも関わらず価格据え置きで提供できる可能性がある。現行のiPad Air（第4世代モデル）も、11インチ型iPad Pro（2018）の筐体を引き継いでいる。

現行のiPad（第8世代モデル）は2020年9月に発表。10.2インチディスプレイを搭載し、A12 Bionicチップを内蔵している。

新型iPad Pro、デザインは変わらず新チップ搭載で性能が大幅向上か

Macお宝鑑定団Blogは、新型iPad Proの最新情報も明らかにしている。ディスプレイサイズや筐体は現行機種から変わらないが、新しいAチップの搭載により性能が大幅に向上する可能性がある、と指摘している。

Appleは、ミニLEDディスプレイを搭載した新型iPad Proを2021年3月までに発表すると噂されている。