【レビュー】「CAZE Zero 5 Tough」ーー薄さ0.5mmの「iPhone X」用超極薄クリアケース
「可能であればケースを付けたくないが、裸で使うのは不安だからとにかく超極薄なケースが欲しい」という求めたがりな人にオススメな「iPhone X」用ケースを購入してみた。
「CAZE Zero 5 Tough Case」は薄さなんと0.5mmの超極薄クリアケース。TR90を使った最高級ポリカーボネートを使用し、耐久性に優れ、傷も付きにくいと謳っている。
早速紹介する!
薄すぎてケースを付けていることを忘れるレベル
ケースを付けたくない人の中には「iPhoneのデザインをそのまま楽しみたい」という人もいるはず。このケースは透明な上に極薄なので、ケースを付けていない状態に限りなく近づくことができる。
ボタン部分はくり抜かれているが、あまりにも薄いのでくり抜かれている、という感覚にならない。マナーモードスイッチもギリギリのサイズとなっているが、操作性はケースがない状態と大きくは変わらない。
サイドボタンも同様に覆われていないが、操作性は変わらない。横に「CAZE」の文字が入っている以外、目立ったロゴの表記などは存在しない。なお、薄さを優先しているため、画面側を保護するような縁はない。
カメラはもジャストサイズ。ケースのレンズ部分にのみ僅かな厚みがあり、少し突起するものの、ケース本体の厚みも合間って机の上に置いてもガタガタしない。
スピーカーグリル用の穴が1つずつ開けられているため、クリアケースにありがちなダサさはない。Lightningポートは一般的なケースと比べて小さくできている点は注意が必要。
ケースの内側にはドット加工が施され、「グレア現象」と呼ばれる本体との接触によるにじみを防止する。
ケースを付けているのにまるで付けていないようなクリアケース「CAZE Zero 5 Tough」。TR90を使った最高級ポリカーボネートのお陰なのか、クリアケースにしてはグリップ感もあり、多少の伸縮性があるたも着脱もしやすい。
唯一残念だったのは使用開始後2日間で本体に無数の傷が付いてしまっていたこと。本体が傷つくのを防ぐためのケースとは言え、これほど簡単に傷ついてしまうとなると、1ヶ月後、半年後には傷だらけのケースになってしまうかもしれない。それを「味」と取るか、「汚い」と取るかは自分次第。
思っていたよりも傷つきやすいという難点はあるものの、「CAZE Zero 5 Tough Case」は満足度の高いケースだ。薄さを優先しているため、画面側は保護されない。ケースなしの状態と変わらない操作性が実現できるものの、落とした時に不安、という人はガラスフィルムなどと合わせて使った方が良いかもしれない。
「iPhone X」のデザインを損なわない超極薄クリアケースが欲しい人はチェックしてみるべし!