iPhone 12、SIMカードトレイが音量ボタン側に移動か

Macお宝鑑定団Blogよりキャプチャ

今秋発売予定の新型iPhone（iPhone 12）は、SIMカードトレイが音量ボタン側に移動する可能性がある。Macお宝鑑定団Blogが、3Dプリントされたモックアップを撮影した動画を公開している。

SIMカードトレイは従来、サイドボタン側に配置されていた。Macお宝鑑定団Blogによると、SIMカードトレイがあった場所には5G用AiP（アンテナ・イン・パッケージ）モジュールが搭載される可能性があるそうだ。Qualcommの5G NR対応ミリ波アンテナモジュール「QTM052」は、筐体側面に配置する構造となっている。

なお端子はUSB-Cではなく、引き続きLightningだという。

iPhone 12 ProのカメラユニットにはLiDARセンサーは確認できない

「iPhone 12」シリーズは、5.4インチモデルが1種類、6.1インチモデルが2種類、6.7インチモデルが1種類と噂されている。全4機種が有機ELディスプレイを搭載し、5Gに対応すると報じられている。

「iPhone 12 Pro」は、トリプルレンズ構成に加えてLiDARセンサーの搭載を指摘する噂があるが、Macお宝鑑定団Blogの3Dプリントされたモックアップは、「iPhone 11 Pro」と同じになっている。

「iPhone 12」シリーズは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、発売が10月以降にずれ込む可能性が高まっている。Apple情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏によると、Appleは「iPhone 12」の発表だけではなく発売も10月に延期すると伝えている。

iPhone 12の最新情報まとめ：発売日・価格・デザイン・スペックなど