iPhone 12、一部モデルの発売は11月以降になる可能性
10月に発表へ、9月のイベントはiPad Air、Apple Watch Series 6と新しい低価格モデルが披露される
Appleは、日本時間9月16日2時から開催するスペシャルイベント「Time Flies」では、2020年の新型iPhone(iPhone 12)を発表しない可能性が高い。Bloombergによると、「iPhone 12」は10月に発表されるという。また一部モデルの発売時期は、「iPhone Xよりも遅れる可能性がある」と指摘。iPhone Xは2017年9月13日に発表されたが、11月3日まで発売されなかった。
Apple WatchはSeries 6と低価格モデル、iPad Airが発表か
「Time Flies」イベントでは、新型Apple Watch(Apple Watch Series 6)、新しい低価格モデル、新型iPad Airが発表されると、Bloombergは予測している。「Apple Watch Series 6」は高速化されたプロセッサを内蔵し、血中酸素飽和度モニタリング機能をサポートする。Series 4以降と同じ40mmと44mmモデルが用意されるそうだ。
一部で”Apple Watch SE”と呼ばれている低価格モデルの詳細は明らかにしていないが、FitBitなどの競合に対抗する製品と説明している。
新型iPad AirはiPad Proに似たデザインを採用し、ホームボタンを廃止する。Bloombergによると、iPad Proよりも性能の低いプロセッサを搭載し、ProMotionディスプレイなど一部機能は見送られているという。価格が抑えられているため、ホリデーシーズンのヒット商品になり得るとBloombergは予想している。
「Apple Watch Series 6」および新型iPad Airの登場に伴い、AppleはiOS 14、iPaOS 14、watchOS 7を9月中に一般公開する見通し。また複数のサブスクリプションサービスをまとめて安く契約できる新サービス「Apple One」もイベントで披露されると見られる。
AppleシリコンMacは11月までに、オーバーイヤーヘッドホン、HomePodの小型モデル、忘れ物防止タグは、年内に発表するそうだ。