iPhone 16でバッテリー異常消費? ユーザーから報告相次ぐ
iOS 18のバグ? Appleの対応に期待
iPhone 16およびiPhone 16 Proのユーザーから、バッテリーの異常消費に関する報告が相次いでいる。Reddit、Appleサポートコミュニティ、MacRumorsフォーラムなどで、iOS 18を搭載した旧型のiPhoneでも、同様の問題が発生している可能性があるようだ。
MacRumorsのフォーラムには、iOS 18のベータ版の頃からバッテリーの異常消費に関するスレッドが存在していたが、iOS 18正式版のリリースとiPhone 16シリーズの発売以降、報告件数が増加しているという。
具体的な事例
影響を受けているユーザーは、iPhoneを使用していない状態でもバッテリーが大幅に消費されると報告している。1人MacRumors読者は、iPhone 16 Proをそれほど使っていないにもかかわらず、1日の途中でバッテリー残量が100%から60%まで減少すると述べている。
別のユーザーは、iPhone 15 Pro MaxからiPhone 16 Pro Maxに機種変更したが、バッテリー駆動時間が半分程度に減ってしまったと報告している。彼は、バックグラウンドアプリの更新を無効にする、画面のリフレッシュレートを60Hzに制限する、モバイルデータ通信を4Gに制限するなど、様々な対策を試したが、効果はなかったという。
ユーザーが試した対策
バッテリー消費を抑えるために、ユーザーは様々な対策を試している。ProMotionの無効化、常時表示ディスプレイの無効化、バックグラウンドアプリの更新の無効化、ウィジェットの削除、モバイルデータ通信の無効化、iPhoneのリセットなどが試みられている。
一部のユーザーは、これらの対策によって改善が見られたと報告しているが、効果がないというユーザーも多い。
Appleの対応は?
Appleは、この問題に関する公式な声明を発表していない。iOS 18.0.1とiOS 18.1ベータ版で改善が見られたという報告もあるが、すべてのユーザーで問題が解決したわけではない。
バッテリー消費の問題は、ユーザーの使用方法や環境によって大きく異なるため、原因を特定するのが難しい。しかし、多くのユーザーが同様の問題を報告していることから、Appleが今後iOS 18のアップデートで修正する可能性はあるだろう。
(Source: MacRumors)