「iPhone Pro」の「Face ID」、「Apple Pay」もサポートか
「iPhone Pro」は「Touch ID」を搭載しない可能性が濃厚であると見られ、代わりに顔認証システム「Face ID」が用意されるということは「HomePod」のファームウェアから明らかになっているが、日本でも活用している人が増えてきた、「Apple Pay」を利用する際の認証方法を疑問視する声が上がっていた。
「Apple Pay」を利用するためには顔認証しなければならないのか。デベロッパーDanさんは「HomePod」のファームウェア内から「com.apple.passbook.payment.contactlessinterface.presenttion.pearl」という文字列を発見。やはり「iPhone Pro」の「Face ID」は「Apple Pay」をサポートし、利用する際は顔認証が必要になる可能性が高くなった。
What about this? pic.twitter.com/89CbRs4mWb
— Dan (@r_idn) August 2, 2017
「Apple Pay」は顔認証ができない状況ではどうなる?
発見されたのは「com.apple.passbook.payment.contactlessinterface.presenttion.pearl.field-detect」と「com.apple.passbook.payment.contactlessinterface.presenttion.pearl.pre-arm」の2種類。「Pearl」は「Face ID」のコードネーム。
他の「Apple Pay」関連コードと並んで「pearl」の文字列が発見されていることから「Apple Pay」のサポートが予想されるが、機能として必要になると予想されるコードのごく一部しか記載されていないため、まだ開発途中であると予想される。
Bloombergが報じていた情報によると、Appleが開発しているとされる顔認証機能は3Dセンサーを活用した顔認証機能を採用し、ロック解除や決済認証、セキュアなアプリの起動を可能にすると伝えていた。
「Touch ID」に慣れてしまった今、あえて顔認証に変更するのは、セキュリティ面。顔認証の方がより多くのデータポイントを読み取ることができ、結果的に指紋認証よりも高いセキュリティ性が実現可能だと言われている。
とは言え、ドライブスルーなど手を差し伸ばして決済するシーンなどでは顔認証採用によって使い勝手が悪化する。決済する前に顔認証を行ってからかざす仕組みになるのだろうか。
(via MacRumors)