microSD向けの新規格「microSD Express」が発表、最大985 MB/sを実現
SDアソシエーションが発表した「microSD Express」により、今後登場するmicroSDカードの転送速度が大幅に高速化される。
この新規格はSSDなどに使用されているPCIeおよびNVMeインターフェースを利用し、最大転送速度は985MB/sまで向上するという。
SDアソシエーションは2018年6月、SDカード向けの次世代SDカード規格「SD 7.0」で最大985MB/sの高速転送を実現する「SD Express」を発表していた。今回発表された「SD 7.1」ではその仕様をよりコンパクトなmicroSDカードでも利用可能になる。
「microSD Express」は旧規格との後方互換性を持つため、非対応デバイスでも従来のmicroSDカードと同様の仕様のまま利用することができる。
現時点ではこの新仕様・新規格に対応したSDカードおよびmicroSDカードはないが、最大転送速度のボトルネックが解消されることにより、フォトグラファーやビデオグラファーはもちろんのこと、スマートフォンやタブレット、コンピューターなどで大容量のデータを取り扱うデバイスの外部記録メディアとして活躍することは間違いないだろう。
今後登場するであろう新製品が楽しみだ。
(via The Verge)もっと読む
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