将来的にSDカードには最大128TBモデルが登場するかも
SD Associationは現地時間6月26日、次世代SDカード規格「SD 7.0」の仕様を発表した。
「SD 7.0」にはストレージ容量を最大128TBまで引き上げることを可能にする「SDUC」(SD Ultra Capacity」と、最大985MB/sの高速転送を実現する「SD Express」が含まれている。
将来的にはMacBookなどもさらなる大容量になるかも?
あの小さいカードのに128TBのストレージが実現できるとなると、夢がある。冷静に考えて、僕が今使用しているMacBook Proのストレージ容量が1TB。128TBは単純に128倍だ。
128TBもあれば、1枚500KB程度の写真でも2億5,600万枚も保存可能に。音楽ファイルでも2,560万ファイルに相当すると推定され、「Apple Music」の提供楽曲数が4,500万曲であることを考えると、SDカード1つに音楽ストリーミングサービスの約56%の楽曲を持ち運ぶことができる、ということになる。恐ろしい!
ただ、将来的に4K動画や8K動画などが普及することを考えるとストレージ容量は現状のままでは不足する可能性は十分にあり、近い将来ではVRコンテンツの充実が見込まれている中、持ち運び可能な大容量ストレージの需要は増すかもしれない。
残念ながら現段階では128TBのSDカードに関する仕様が策定されただけであり、理論上の話。今市場に出回っている大容量のSDカードは「SDXC」という規格で最大容量は2TBだが、1TBモデルでさえもあまり見かけない。
そして問題は価格。512GBモデルでさえも37,200円で販売されていることを考えると、実際に128TBが登場したとしたらいくらになるのだろうか……。
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(via The Verge)
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