MacBook用ドック「USB-C Express Dock 3.1 HD」、発売
Belkinは11月22日、1本のケーブルであらゆるデバイスを同時接続することができる、オールインワンドッキングソリューション「USB-C Express Dock 3.1 HD」を発売している。
MacBookやMacBook ProのようになUSB-C搭載デバイスであれば、1本のケーブルで最大8台のデバイスを同時に接続することが可能。各デバイスに必要な電力を解析・供給するPOWER PRIORITYテクノロジーを搭載している他、4K HDMIビデオ出力に対応するなど、快適で効率的なパフォーマンスを提供することができる。
「Thunderbolt 3」は非対応、Power Deliveryは最大60Wまで
「USB-C Express Dock 3.1 HD」はどのような人向けのドッキングステーションなのか。早速搭載されているポートをチェックしてみよう。
- USB-C 3.1ポート
- USB-Aポート
- オーディオポート(入出力)
- ギガビットイーサネットポート
- オーディオポート(出力)
- USB-Aポート
- USB-Aポート
- USB-C 3.1ポート
- HDMIポート
用意されているのはUSB-Aポートが3つ、USB-Cポートが2つ、HDMIポートが1つ。他にオーディオの入出力とイーサーネットポートがある。
過去に登場している「Belkin Thunderbolt 3 Express Dock HD」との違いが気になる人もいると思うが、これらのポートを見れば分かるはず。
最大の違いは「Thunderbolt 3」ポートが用意されていないこと。「USB-C Express Dock 3.1 HD」はあくまでもUSB-Cドックであり、「Thunderbolt 3」ドックではないのだ。
MacBook Proで使うことはできないこともないが、15インチで使うには出力可能電力が足りないことや4Kディスプレイを出力するにしても30Hzまでであることを考えると、MacBook Proを買うような人はスペック不足を感じるかもしれない。
逆に、持ち運びマシーンとして最適な12インチ型MacBookを、自宅やオフィスではデスクトップマシーンのようにして使いたい、という人にとっては最適なドッキング・ステーションかもしれない。
USB-Cポートが1つしかないMacBookに最大8台のデバイスを同時に接続できる、というのは魅力的。出先では携帯性を優先し、自宅では「USB-C Express Dock 3.1 HD」を使い、マシーンの持つポテンシャルをフルに発揮することができるはず!
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