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OpenAI、Mac向け”スーパーアプリ”を開発中か。ChatGPT・Codex・Atlasを1つに統合へ

Anthropicの急成長を受け、「サイドクエストに気を取られている余裕はない」と社内に号令

Dima solomin nM3243N4sSY unsplash

OpenAIが、ChatGPTアプリ、コーディングプラットフォーム「Codex」、AIブラウザ「Atlas」を統合したMac向け”スーパーアプリ”を開発中だ。The Wall Street Journalが報じた。

複数の単体製品をリリースしてきたが、一部はユーザーに響かなかったことを受け、ユーザー体験を簡素化する狙いがある。最大のライバルであるAnthropicの躍進に対抗する意味合いも強い。

Anthropicの急成長がOpenAIを動かした

OpenAIのアプリケーション部門CEOであるFidji Simo氏は、先週の全社ミーティングでAnthropicの急速な成功に言及。エンタープライズやコーディング市場での顧客獲得が進むAnthropicに対し、「”サイドクエスト”に気を取られている余裕はない」と社員に訴えたという。

実際、AnthropicはCode ClaudeやCoworkといった製品で存在感を高めている。OpenAIは昨年、動画生成アプリ「Sora」のリリースやJony Ive氏のAIハードウェアベンチャーの買収など大型施策を打ち出したが、その間にAnthropicが勢いをつけた格好だ。

OpenAIの広報担当者は、スーパーアプリによって社内チームがより緊密に連携でき、研究部門が1つの中核プロダクトの改善に集中できるようになると説明している。

まずはCodexから”エージェント化”を加速

今後数カ月のうちに、まずCodexアプリにコーディング以外の生産性関連タスクにも対応する新たなエージェント機能を追加。その後、ChatGPTとAtlasブラウザをスーパーアプリに統合していく計画だ。

エージェントAI機能により、ユーザーのコンピュータ上でコード作成やデータ分析などのタスクを自律的に実行できるようになる見込みだ。OpenAI幹部は、注力すべき領域を絞り込みながら、このエージェント機能の開発を最優先で進める方針を示している。

なおスーパーアプリの具体的なリリース時期は明らかにされていない。モバイル版のChatGPTアプリはこれまでどおり変更なしで提供が続くとのことだ。Mac上のAIアプリを巡っては、GoogleもネイティブGeminiアプリを開発中で、今週ベータテスターへの配布を開始している。ChatGPT、Claude、Geminiの三つ巴に加え、OpenAIのスーパーアプリ構想が加わることで、デスクトップAI市場の競争は一層激しさを増しそうだ。

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更新日2026年03月21日
執筆者g.O.R.i
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