Appleが開発中の謎の新型ディスプレイが判明。Pro Display XDRの後継か

Appleが謎の新型ディスプレイを開発中との噂が浮上した。Bloombergの名物記者Mark Gurman氏が最新のニュースレターで明らかにした情報によると、Appleは社内でコードネーム「J527」と呼ばれる新しいモニターの開発を進めているという。

Appleはすでに、ミニLEDバックライトを搭載した第2世代Studio Displayを2025年後半か2026年初頭に発売する計画があるとされている。この新型Studio Displayは社内でコードネーム「J427」と呼ばれているが、Gurman氏によれば、Appleはディスプレイ事業においてさらに大きな計画を持っているようだ。

謎に包まれた新型ディスプレイ「J527」

Gurman氏は新たに開発中の「J527」について、具体的な詳細は把握できていないと述べており、現時点では謎のままだ。この新型ディスプレイがどのような製品になるのかについて、Gurman氏はいくつかの可能性を示唆している。

1つの可能性として、Appleが第2世代Studio Displayの異なるモデルを2種類開発しており、最終的にどちらかを発売する可能性があるという。あるいは、「J527」は2019年に発売されたPro Display XDRの後継モデルである可能性も指摘している。

現行のPro Display XDRは2019年の発売から約6年が経過しており、Studio Displayは2022年に市場投入された。Appleのディスプレイラインナップの刷新が進む中、この謎の新型ディスプレイがどのような位置づけになるのか、今後の情報に注目が集まる。