次期MacBook AirのCPU性能、現行モデルの約2.7倍かーーGeekbenchに登場
価格はリーズナブルなのにスペックが高く、コスパ抜群のMacBook Airに進化か 発表・発売時期は現時点で不明
MacBook Air(2020)とされるデバイスがベンチマーク計測ツール「Geekbench 5」のデータベースに登録されていることが分かった。シングルコアスコアが「1160」、マルチコアスコアが「4265」となっている。
登録日時は2019年12月27日。動作OSは「macOS 10.15.3」(ビルド番号:19D2024)、モデルは「ICLRVP1,1」、4コア/8スレッドのプロセッサ(CPU)、8GBのLPDDR4メモリ(RAM)を搭載していることが確認できる。モデル名、プロセッサのクロック数、コア数などの情報から、搭載されているCPUは「インテル® Core™ i5-1030G7 プロセッサー」である可能性が高い模様。
注目は、現行モデルと比較したプロセッサ性能。
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「MacBook Air(2018)/2019」(2018年モデルと2019年モデルはCPUが全く同じ)のベンチマークスコアは、シングルコアスコアが「766」、マルチコアスコアが「1557」。
今回明らかになったベンチマークスコアが本物だとした場合、シングルコアスコアは約1.5倍、マルチコアスコアはなんと2.5倍にもなる。
【image via ICLRVP1,1 – Geekbench Browser】
それもそのはず。現在のMacBook Airは2コア仕様となっていて、4コア仕様になれば少なくともマルチコアスコアは飛躍的に伸びるはず。
MacBook Airが4コア仕様?2ポートの13インチ型MacBook Proを置き換える、というシナリオ
一方で、果たしてAppleがMacBook Airを4コア仕様にするかどうかは不明。MacBook Airを使うような人はパフォーマンスよりも軽さや電池持ちの良さ、そして価格が抑えられていることだとした場合、あえてコア数を増やしてパフォーマンスも価格も引き上げるより、2コア仕様のままにする方が反応は良さそうに思える。
また、マーケティング上の見え方としてもMacBook Proは4コア以上、MacBook Airは2コアとしておいた方が分かりやすく、価格差も出しやすいのではないだろうか。
一方で、MacBook Air(2020)が現行の13インチ型MacBook Proの2ポートモデルを置き換えるというシナリオも考えられる。もし仮にそのような位置づけになる場合、4コアのCPUを採用する可能性は十分にある。
実際、2つの機種は仕様が近い。どちらも2ポート仕様だが、スピーカー性能やディスプレイ性能、そしてCPU性能はMacBook Proの方が優れている。
現時点でMacBookシリーズの中では最もコストパフォーマンスが高いマシーンとされている13インチ型MacBook Pro(2019)の2ポートモデルだが、MacBook Airに置き換えられることによってより薄くなり、電池もちが伸び、性能が上がりつつも価格が抑えられるのであれば、多くの人にとって最高のマシーンになりそうだ。
かつてMacBook Airは「MacユーザーもWindowsユーザーも、とりあえず買っておけば間違いないノーパソ」だった。今回の情報が正しいかどうかは不明だが、事実だとしたら多くの人が飛びつきそうだ。
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