当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

【比較】MacBook Air(2019)とMacBook Air(2018)の違いはTrue Toneディスプレイとキーボードだけ

性能は同じ&価格も値下げされているが、さらに「出費を抑えたい」「価格重視」であれば2018年年モデルの整備済み商品もアリ

Howard lawrence b RSCirJ70NDM unsplash macbook air

MacBook Air(2019)が登場したが、MacBook Air(2018)を使っている人は買い換えるべきなのか。

結論から言うと、買い換えるほどの進化はしていない。新旧モデルで変わったのはディスプレイ(True Tone対応)とキーボード(第3世代の改良)のみ。密かにバッテリーの容量も減っているのだが、連続駆動時間は旧モデルと変わっていない。

それにも関わらず、下位モデルは15,000円値下げ、上位モデルは17,000円値下げされているため、かつてのMacBook Airの魅力だったコストパフォーマンスの高さが戻ってきたと言える。

MacBook Air(2019)に追加されたTrue Toneディスプレイ改良されたキーボードはどれほど魅力的なのか。もしそれほど魅力が感じられない場合、2019年モデルを見送ってApple公式のMac整備済製品で2018年モデルを購入するという選択肢もある。

本記事ではMacBook Air(2019)とMacBook Air(2018)のスペック上の違いを解説する!

目への負担を軽減するTrue Toneディスプレイ、慣れると必要不可欠な存在に

True Toneディスプレイは周囲の光に合わせて画面の色温度を調整してくれる機能。画像編集などをする場合には向かないが、僕のように文字を書く時は快適。僕の使っているMacBook Proシリーズはいずれも対応しているが、True Toneのある生活に慣れていると、無いと明らかに目が疲れる。

MacBook Pro(2018) True Tone On Off

僕が使用しているMacBook Air(2018)はTrue Toneに非対応。他に何も不満がなかったため、最新モデルでディスプレイが改良されてサポートするようになったのは非常に良い。

改良された第3世代キーボードは打ち心地がより快適に

僕は手元にMacBook Air(2019)があるわけではないが、同じキーボードを採用していると言われているMacBook Pro(2019)が手元にある。

打ち心地が同じだと過程した場合、歴代のバタフライ式キーボードの中でも最も打ち心地が良く、打撃音も悪くない。かつては「ペチペチ」とした音だったが、現在は「バダバダ」という鈍い重い音だ。

MacBook Air(2018) GoriMe Review 21

そもそもMacBook Air(2018)のキーボードは非常に打ち心地が良く、2018年末時点では僕が所有するMacBookシリーズの中で飛び抜けて好みの打感だった。2019年モデルはさらに改良され、強度が増したということになり、より魅力的になった。

2019年モデルを買うべきか、2018年モデルを買うべきか

では、2019年モデルは「買い」なのか。

個人的にはTrue Toneディスプレイに対応しているだけで2019年モデルは買う価値があると感じている。僕はそれほどTrue Toneディスプレイが好きだ。

キーボードも改良されたバージョンがもっとも快適であることには間違いないが、2018年モデルでも十分快適だったため、True Toneディスプレイほどの必要性は感じない。ただし、長い目で見た時に故障しづらい構造になっていることは重要かもしれない。

CPUは同じ、GPUも同じ、RAM性能もRAMの最大搭載量(デフォルト8GB、オプションで16GB)も同じ。2018年モデルより安くなっていることを考えると、2019年モデルは圧倒的に「買い」だ。

……と、言いたいところだが、少しでも出費を抑えたい場合、Apple公式のMac整備済製品の方がコストパフォーマンスが高い。

例えば、上位モデルに値する256GBの2018年モデルの整備済み商品は105,800円。2019年モデルの下位モデル(SSDが128GBのモデル)は学生・教職員向け価格で購入したとしても109,800円となっているため、とにかく価格を抑えることが大事なのであれば整備済み商品を狙うのがベスト。

パフォーマンスは全く同じなので、True Toneディスプレイと改良されたキーボードにそれほど必要性を感じないのであれば2018年モデルを狙った方が結果的に少ない金額で容量の大きいSSDやより多いRAMを搭載することができると思われる。

また、スペック上ではTrue Toneディスプレイの対応およびキーボードの改良が2019年モデルと2018年モデルの唯一の違いとなっているが、MacBook Air(2019)の256GBモデルに限り、SSD性能は2018年よりも35%も遅いという結果も出ている。実際に使用していてこの差を体感できるとは思えないが、数値上のパフォーマンス性能が気になる人は注意が必要かもしれない。

MacBook Airのスペック比較(2019年/2018年)

参考に、MacBook Air(2019)とMacBook Air(2018)のスペックを比較した表を載せておく。

下位モデルのスペック比較(2019年/2018年)

2019年モデル 2018年モデル
True Tone搭載Retinaディスプレイ Retinaディスプレイ
1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz) 1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
128GB SSDストレージ 128GB SSDストレージ
Intel UHD Graphics 617 Intel UHD Graphics 617
Touch ID Touch ID
感圧タッチトラックパッド 感圧タッチトラックパッド
Thunderbolt 3ポート x 2 Thunderbolt 3ポート x 2
119,800円 134,800円

上位モデルのスペック比較(2019年/2018年)

2019年モデル 2018年モデル
True Tone搭載Retinaディスプレイ Retinaディスプレイ
1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz) 1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ 8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
256GB SSDストレージ 256GB SSDストレージ
Intel UHD Graphics 617 Intel UHD Graphics 617
Touch ID Touch ID
感圧タッチトラックパッド 感圧タッチトラックパッド
Thunderbolt 3ポート x 2 Thunderbolt 3ポート x 2
139,800円 156,800円

もっと読む

12本の記事を表示する
関連キーワード
特集
公開情報
更新日2020年05月11日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「MacBook Air」新着記事
トレンド検索