MacBook Air(2018)には「Core i7」モデルが準備されていた可能性も
MacBook Air(2018)のCPUはカスタマイズすることができず、第8世代の1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ以外選ぶことができない。
ところが、実はAppleはより早いCPUを搭載したモデルを検討していた可能性が浮上した。Geekbench BrowserにIntel Core i7プロセッサが動作するMacのベンチマークスコアをSLASHLEAKSが発見。
信憑性は不明、フェイクである可能性も否定できない
投稿されているMacのコードネームは「AAPJ140K1,1」となっていて、第8世代の1.8GHzデュアルコアIntel Core i7チップが動作。使用されているプロセッサは「Core i7-8510Y」と書かれているが、Intelの製品仕様情報の一覧には明記されていない。
販売されているIntel Core i5プロセッサは「Intel® Core™ i5-8210Y Processor」として明記されている。
シングルコアスコアは「4249」、マルチコアスコアは「8553」となっていて、実売モデルと比べてシングルコアは変わらず、マルチコアスコアは約10%向上している。
Geekbenchの創業者であるJohn Poole氏はMacRumorsに対し、スコアそのものは妥当に見えるがフェイクである可能性も否定できない、と指摘。
事実だとした場合、Appleは追ってCore i7モデルを投入することも考えられるが、存在していて発売していないということは1つの小さいファンで発熱を抑えられないなどの熱問題など、何かしらのトラブルに遭遇し見送ったのかもしれない。
Appleは発売から約半年で15インチ型MacBook Proに対し、dGPUとして「Radeon Pro Vega 16/20」が選べるオプションを提供することを発表した。MacBook Airも追々Core i7のオプションをシレッと追加するかもしれない。