MacBook Pro(2018)のベンチマークスコアが公開ーー15インチモデルはMac Pro(2013)と同程度
「MacBook Pro(2018)」は、13インチモデル・15インチモデルともに久しぶりにスペックが大幅に強化された。
CPUが最新のIntel Coreプロセッサーになり、13インチモデルは2コアから4コアに、15インチモデルは4コアから6コアになり、ようやくプロユーザーでも満足できるパワフルなマシーンになった。
気になるその性能だが、ベンチマークツール「Geekbench」でお馴染みのPrimate Labsが「MacBook Pro(2018)」のベンチマークスコアを公開していたので、紹介する!
13インチ/15インチモデル合計5種類のベンチマークスコアが公開
今回公開されたベンチマークスコアは下記5種類。サンプル数は限られているものの、待望の「Core i9」モデルのベンチマークスコアも登録されている。
- MacBook Pro (15-inch Mid 2018) / Intel Core i9-8950HK @ 2.9 GHz (6 cores)
- MacBook Pro (15-inch Mid 2018) / Intel Core i7-8750H @ 2.2 GHz (6 cores)
- MacBook Pro (15-inch Mid 2018) / Intel Core i7-8850H @ 2.6 GHz (6 cores)
- MacBook Pro (13-inch Mid 2018) / Intel Core i7-8559U @ 2.7 GHz (4 cores)
- MacBook Pro (13-inch Mid 2018) / Intel Core i5-8259U @ 2.3 GHz (4 cores)
基本的にApple公式サイトで用意されている標準モデルに加え、「Core i9」にカスタマイズしたモデルと言うラインアップだ。
15インチの「Core i9」モデル、シングルコアスコアで2位
まずはシングルスコアから。なんと15インチ型MacBook Pro(2018)の「Core i9」モデルは27インチ型「iMac 5K 2017」の次に続く結果に。基本的に4,000台後半から5,000代前半までのスコアとなっている。
アプリケーションによっては1つのコアに掛かる負担が大きく、1コアあたりの処理性能がパフォーマンスに影響を及ぼすことも少なくない。複数の処理を同時に行うことに関してはマルチコアスコアが重要になってくるが、使用するアプリケーションによってはシングルコアスコアが高い方が体感として早く感じられる場合もある。
その点を踏まえると「Core i9」はさすがの結果を出している。総じて2018年モデルは最新のIntel Coreプロセッサー搭載ということもあり、シングルコア性能はiMac ProやiMacに匹敵するようだ。
13インチモデルのマルチコアスコア、2017年の15インチモデル超え
一方、マルチコアスコアでは15インチモデルが6コアの本領を発揮。「iMac Pro 2013」の8コアモデル、12コアモデルに続くスコアを記録し、Mac Pro(2013)の6コアモデルには圧倒。
13インチモデルも4コアになったことを受け、エントリーモデルでもMacBook Pro(2017)の15インチモデルを上回るスコアを出している。
なお、「MacBook Pro(2018)」はいくら「Core i9」でもiMac Proには及ばない。デスクトップマシーンに匹敵する性能になったことは間違いないが、やはり最強のデスクトップマシーンには敵わない。
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