16インチ型MacBook Pro、発売延期か?シザー式キーボード搭載MacBookは2020年半ばに発表か
シザー式キーボードを搭載したMacBookシリーズ、WWDCで発表または昨年と同様に7月にプレスリリースで発表される可能性
TFIアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、Appleはシザー式キーボードを搭載したMacBookシリーズを2020年第2四半期(4〜6月)の後半または第3四半期(7〜9月)の前半に発売する計画があると伝えている。
この情報が正しければ、毎年6月に開催されるWWDCで披露されるか、今年と同じく7月頃にプレスリリースで発表されるのではないかと予想される。
16インチ型MacBook Proもシザー式キーボード搭載との噂だが……
ここで気になるのは、以前から噂されている16インチ型MacBook Proの存在。Kuo氏は今年7月時点の予想レポートでは新しいシザー構造キーボードを採用して年内登場すると伝えていた。新しいキーボードは従来よりもキーストロークが深くなり、強度が増すと見られ、現行のキーボードにある問題を解決すると期待されている。
2020年以降、AppleはすべてのMacBookシリーズにおいてバタフライ式キーボードから新シザー式キーボードに乗り換える見通し。16インチモデルのみ、先行して2019年に登場すると見られていたが、最新のKuo氏のレポートが正しければ、その計画は何かしらの理由で変更されたのかもしれない。
先日、16インチ型MacBook Proを示唆するアイコン画像が「macOS Catalina 10.15.1」のベータ版の中から発見されていたが、次のベータ版でそのアイコン画像は削除されていた。
無理やり「当初は10月中にリリースする計画だったが諸事情により延期することになったためアイコンを削除した」と深読みすることもできるかもしれないが、10月発売予定のものを半年以上も先に延期するかどうかは疑問だ。
10月中の発表を示唆する情報も多いため、個人的には16インチ型MacBook Proのみ年内発表し、他のMacBookシリーズが順次2020年の半ばに登場するという内容であると信じたいが、果たしてどうなるのだろうか。
(Source: MacRumors)