16インチ型MacBook Pro(2019)、6Kディスプレイを2枚または4Kディスプレイを4枚まで同時に出力可能
15インチ型MacBook Pro(2019)よりも出力性能が向上、Pro Display XDRを最大2枚同時に出力可能
16インチ型MacBook Pro(2019)は15インチ型MacBook Pro(2019)と比較して、出力できる外部ディスプレイの解像度が高くなっている。なんとPro Display XDRを最大2枚も同時に出力することができるのだ。
「Thunderbolt 3」の仕様は15インチモデルとと変わっていないことから、恐らくdGPUとして以前よりも遥かにパワフルになっている「AMD Radeon Pro 5300M」が搭載されていることが理由ではないかと考えられる。
Appleのサポートドキュメントによると、16インチ型MacBook Pro(2019)は最大2枚の6Kディスプレイを同時に出力できるだけではなく、最大4枚の4Kディスプレイを同時に出力することもできるとのこと。5Kディスプレイと4Kディスプレイがどちらもある場合、1枚の5Kディスプレイと3枚の4Kディスプレイを同時に出力するパワーも持っているという。
16インチ型MacBook Pro(2019)がサポートする外部ディスプレイの解像度と枚数
16インチ型MacBook Pro(2019)が出力可能な外部ディスプレイは以下の通り:
- 解像度6016 x 3384(60Hz)の6Kディスプレイを最大2枚まで同時に出力可能
- 解像度5120 x 2880(60Hz)の5Kディスプレイを最大2枚まで同時に出力可能
- 解像度4096 x 2304(60Hz)の4Kディスプレイを最大4枚まで同時に出力可能
- 解像度5120 x 2880(60Hz)の5Kディスプレイを最大1枚と解像度4096 x 2304(60Hz)の4Kディスプレイを最大3枚まで同時に出力可能
なお、Apple公式サイトで取り扱っている「LG UltraFine 5K Display」や「LG UltraFine 4K Display」を使いたい場合、同時出力可能なディスプレイ枚数は下記の通り:
- 解像度5120 x 2880(60Hz、10bpc)の「LG UltraFine 5K Display」を最大2枚まで同時に出力可能
- 解像度4096 x 2304(60Hz、8bpc)の「LG UltraFine 4K Display」を最大4枚まで同時に出力可能
- 「LG UltraFine 5K Display」を左右一方のポートから1枚、もう一方のポートから「LG UltraFine 4K Display」を最大2枚まで同時に出力可能。
(過去の経験から)最大出力の状態で継続的に使うのは危険かも?
スペック上はたしかに16インチ型MacBook Pro(2019)は2枚のPro Display XDRを同時に出力できるかもしれないが、個人的には15インチ型MacBook Pro(2016)では5Kディスプレイを2枚同時に出力して使い続けた結果、GPUが故障し、それに引きづられてTouch Barも故障し、結果的にMacBook Pro(2017)を買い換えることになってしまった。
「出力できる」と『継続的に利用できる」は別。とにかく高い解像度が作業場必要なのであれば使っても良いかもしれないが、僕はそのような理由があり
5Kディスプレイから4Kディスプレイに解像度をダウングレードした。結果的に一切不満がなく、マシーンへの負担が減ったのでとても安心している。
MacのGPUに必要以上の負荷が掛かることを心配している人は「Blackmagic eGPU」のようなeGPUを使っても良いかもしれないが、内蔵されているグラフィックカードがこれほどパワフルになっている以上、使わない方がもったいない気がする。
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