16インチ型MacBook ProにTouch Barを残した理由をApple幹部が説明
Touch Barを廃止できる絶好のタイミングだったのにも関わらず、残すという決断をした 一体なぜか
16インチ型MacBook ProでAppleはバタフライ構造のキーボードは過ちであること認め、従来のシザー構造のキーボードに戻した。
Appleの調査によると、多くのプロユーザーがワイヤレスキーボード「Magic Keyboard」のようなキーボードが欲しいと話したことを受け、限りなく近キーストロークやキーピッチをMacBookでも再現したことから、16インチモデルのキーボードは「Magic Keyboard」と呼ばれているようだ。
バタフライ式キーボードで得たノウハウも活かされ、最新のMacBook Proに搭載されているキーボードは多くのユーザーが望んでいた形になったが、一箇所だけ、希望通りにならなかった。
それは、Touch Bar。15インチモデルを廃止し、16インチモデルに切り替えるという絶好のタイミングがあったのにも関わらず、AppleはTouch Barを残すという決断をした。それだけではなく、従来のファンクションキーを選ぶという選択肢さえも与えてくれなかった。
一体何を考えているのか。僕を筆頭に多くのユーザーを落胆させたTouch Barを継続させるという決断についてAppleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長であるPhil Schiller氏が米CNETとのインタビューの中で答えていたので、紹介する!
Touch Barに関する最大の不満は「物理escキーがないこと」
Appleは、16インチ型MacBook Proに関して「すべてに対して自問自答した」と説明。僕を筆頭にアンチTouch Bar一派が存在していることは事実だが、その一方でTouch Barが特別嫌いではないどころか、むしろ気に入って使っている人がいることも事実。
実際、僕も海外の一流音楽クリエイターがTouch Barを駆使ししながら音楽制作する様子を映像で見たことがあり(その時取材していた人も「Touch Barを使っている人、初めて見た」みたいなコメントをしていた)、アプリケーションによって表示されるメニュー項目が可変する仕組みに適応できている人もいるようだ。
では、Touch Barを嫌っている人は、何が嫌いなのか。調査によると、多くの人は物理escキーがないことを最大の不満として挙げていたことが判明。
Schiller氏によると、Touch Barを気に入っている人たちのためにもまるっと廃止するのではなく、最大の不満である物理escキーを復活させることよってTouch Barを活用している人と廃止して欲しい人の最大幸福度を目指したそうだ。
実際に16インチ型MacBook Pro(2019)を使っている印象としては、escキーが物理キーになっただけで使い勝手が格段に向上しているような印象を受ける。従来のTouch Barではescキーを押していないはずなのに勝手に反応するというポンコツ仕様だったが、物理キーになってからそのような挙動は一切見られない。
16インチ型MacBook Pro(2019)のキーボードではキーそのもののサイズが僅かに小さくなり、キーピッチ(キー同士の距離)が広くなっている。Schiller氏によると、これは本体が縦方向・横方向にそれぞれ2%づつ大きくなっていることからキー間のスペースの余裕をもたらし、一部から挙がっていた「Touch Barを誤ってタップしてしまう」という不満を解消するために改良したと説明している。
可能であればTouch Barをまるごと廃止してほしかったが、物理escキーが復活しただけでも相当良くなったと言える。何よりもキーボードの打ち心地はとても心地よく、2015年モデルのキーボードが好きだった人、「Magic Keyboard」の打感が好きな人にとっては今すぐ乗り換えたくなるかもしれない。
Macの公式情報・購入ページ
- ノート型Mac ▶ MacBook Air / MacBook Pro
- デスクトップ型Mac ▶ iMac / Mac Pro / Mac mini
- 各モデル比較 ▶ Macを比較
- Macアクセサリ ▶ Apple公式ストア / Amazon
- 整備済商品(公式の新中古品) ▶ Apple公式ストア(整備済み商品とは?)
- 学割(教員・PTA役員も対象) ▶ 学生・教員向けストア(学生・教職員向けストアとは?)
そもそもタッチバーのせいで発熱もひどくなってるしバッテリー消耗も激しいし、タッチバーなしのMacBook Pro 16インチが出るなら即乗り換えたい15インチユーザーです。
私もTwitterで「タッチバー」についてフォロワーの意見を聞いたことがありましたが、ほぼポジティブな回答がないのにもかかわらずネガティブな回答が圧倒的であったため記事については概ね正しいのではないかと思いました。https://twitter.com/kikkawapapa/status/1282299786775769090?s=20
私としてはファンクションキー復活してほしいと声を大にして色々な人に言ってほしい・・・。
タッチバーがいらないんではなくファンクションキーが必要なので、最大幸福度を目指すなら両方つけとけと思います。
Touch Barのツイートを消していたのは……どれのことでしょう……(;^ω^)覚えてないのですが、あんまり普段ツイート消さないので何かもっと別の理由があってツイートを消したんだと思います(それは本当に思い出せないですすいませんっ、いつもツイートをご覧いただきありがとうございます)。
いらないと思っているのは僕だけではないことは事実ですし、そのようなコメントがあったことも事実です。僕の主張としては「僕を含む多くの人がTouch Barを嫌っている」ということなので、僕の感情と一致した内容を補足情報として入れることはごくまっとうな判断だと僕は考えています。それを「ダサい」と思うのはもちろん自由ですが、僕は何1つ「ダサい」とは思いません!
どうやら的中したようですね(゚∀゚)
確かに嫌いなものをポジティブに書く必要はないですね
でもそう仰るなら以前TouchBarに対してこんな機能いらない!みたいなツイートしてたのを即消してましたけど、消す必要なかったですよね
この記事中の下記のような、いらないと思ってるのは俺だけじゃないというような書き方も正直ダサいです
>その時取材していた人も「Touch Barを使っている人、初めて見た」みたいなコメントをしていた
ない状態で購入する、という選択肢もないですし、嫌いなものをあえてポジティブに書く必要ありますか?
タッチバーを使ってる人に対しても、気に入って使ってる人に対しては何とも思ってないですし、むしろワークフローに組み込めて自然に使いこなせる人は羨ましいですよ!僕が必要性が感じないというだけなので。
Touch Barの話になるとほんと嫌味な書き方ばかりしますね。ある上で購入されてるんですから、もっとポジティブな記事書いて欲しいです
僕もそう思います……
MacBook AirのようにTouch IDだけでいいと思ってる私がマイナーなのかな…
確かに一部のユーザーには便利なこともあるでしょうが...
しかし、多くのユーザーが「なるほど!これはいい」と思える使い方が提示できていないというのが実情でしょうね。
それにフィル・シラー氏がインタビューのなかで「Macの長所は、すべての操作をキーボードとマウスで行えることです。」と答えていますが、現時点ではその長所をスポイルしていると思います。
おそらくiPhoneで物理キーをソフトウェアキーに置き換えた成功体験からタッチバーが生まれたんでしょうけど、スクリーンとキーボードを同一視界で捉えるスマートフォンでは有効でも、Macではキーボードがスクリーンとは離れており、熟練ユーザーほどブラインドで操作することが多いので、触感がなく内容がコロコロ変わるタッチバーは不向きだと思います。
ま、もしかしたらこういう考え自体が古いのかもしれないので「これは物理キーよりイイ!」と思わせる使い方を提示してほしいものです。
(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
タッチバー最高
ワイの予言「ゴリさんはきっと16インチに買い換える」ヘ(゚∀゚ヘ)