発表の大トリは多分、新型MacBook Pro。期待できそうな5つの進化
見た目は地味かもしれないが、かなり順当なスペックアップが期待できる
今週の月曜からスタートした新型Macの発表は、新型MacBook Proが大トリを務める可能性が高い。先に発表されたiMacとMac miniで披露されたM4とM4 Proチップに加えて、M4 Maxチップを搭載した14インチと16インチのMacBook Proが登場するだろう。
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— Mark Gurman (@markgurman) October 29, 2024
本記事では、これまで発表された内容から新型MacBook Proに期待できることをまとめた。外観こそ昨年から変化がないと予想されるが、内部仕様は期待以上に進化している可能性がある。
M4 Proチップ、M2 Ultra超えのCPU性能?
Mac miniの発表よりキャプチャ
外観が変わらないとなれば、気になるのはMacBook Proの性能だ。現時点ではM4 Proチップのベンチマークスコアは公開されていないが、YouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」が発表された情報をもとに計測値を推測。
単純計算であれば、M4 Proのマルチコア性能はM2 Ultraを超えるという。
M4 Proチップ、M2 Max/M3 Maxに肉薄するGPU性能?
Mac miniの発表よりキャプチャ
さらにGPU性能の推測値も紹介。M4 ProチップのMetalスコアはM3 MaxやM2 Maxにはわずかに及ばないものの、M1 Maxを上回る性能が期待できるという。
M4 Proモデルは最大64GBメモリを搭載可能に
M4 Pro Mac miniは、オプションで最大64GBのメモリを搭載できる。当然ながらM4 Pro MacBook Proも同様に64GBが選択できるだろう。
さらにメモリ帯域幅はM3 Proの150GB/sに比べて75%増となる273GB/sに改良。
M4 Maxモデルの最大メモリ容量は不明だが、M3 Maxモデルは最大128GBまで搭載できる。160GBや192GBも夢ではないかもしれない。
M4 Pro/MaxモデルはThunderbolt 5ポートを搭載する?
M4 Pro Mac miniは3つのThunderbolt 5ポートをMacとして初めて搭載した。”Pro”モデルを謳う以上、M4 ProおよびM4 Maxチップを搭載したMacBook Proも、Thunderbolt 5ポートを搭載する可能性は高い。
なおM4チップを搭載したMacBook Proは、Thunderbolt 4ポートを搭載していることが、ロシアからのリーク映像で明らかになっている。M4 Mac miniも、3つのThunderbolt 4ポートを搭載している。
最小構成でも16GBのLPDDR5Xメモリを搭載
iMacもMac miniも、M4モデルは最小構成で16GBのLPDDR5Xメモリを搭載している。すでにリークで明らかになっているが、14インチM4 MacBook Proも同様に16GBスタートとなりそうだ。