Mac mini(2024)、「M4モデルのコスパが高い」と思う4つ理由
M4 Proのほうが当然スペックは高いが、M4でも「全然アリ」という感想
Macはかつて、最高のパフォーマンスを手に入れるためには最高のモデルを買う必要があった。Appleシリコン時代に移ってから、低価格帯のモデルでもIntel時代では考えられないほどのパフォーマンスが手に入るようになった。
新しいMac mini(2024)も例外ではない。M4モデルは、費用対効果が凄まじい。
1. 3つのThunderbolt 4ポート、2つのUSB-Cポート
M4モデルは背面に3つのThunderbolt 4ポート、前面に2つのUSB-Cポートを搭載している。M2モデルは2つのThunderbolt 4ポートを搭載していた。
Thunderbolt 5だったらなお良かったが、現在出回っている製品の多くはThunderbolt 3やThunderbolt 4対応製品。バランスは
2. 120GB/sのLPDDR5Xメモリが標準で16GB搭載
Mac miniはエントリーモデルとしての位置づけゆえ、最安モデルのスペックが抑えられていた。M4モデルは標準で16GBのLPDDR5Xメモリを搭載。メモリ帯域幅も100GB/sから120GB/sに改良されており、搭載可能メモリも最大24GBから最大32GBまで増えている。
3. M4 Proモデルと共通仕様が多数
Mac mini(2024)は搭載チップによってハードウェアの仕様が異なるが、共通仕様も多い。
毎秒38兆回の演算処理が可能となっており、M2モデルと比べても2倍以上高速化したNeural Engineは共通仕様。ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング、AV1デコードはチップに関わらず利用できる。
外部ディスプレイの出力枚数は共通して最大3枚まで。M4 Proは6K解像度×3、M4は6K解像度×2+5K解像度×1という制限はあるものの、十分だろう。
従来はProチップモデルに限定されていたHDMI 2.1も、今回はM4モデルも対応している。
4. フルスペックでも30万円以下
価格に触れずしてコスパは語れない。Mac mini(2024)のM4チップモデルは、フルスペックでも30万円を下回る。以下のようなスペックになる。
- 10コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M4チップ
- 32GBユニファイドメモリ
- 2TB SSDストレージ
- 10ギガビットEthernet