新型Mac miniは「Appleの技術力を結集した最新Mac」になる予感
「持ち運べるミニMac Studio」が誕生しそうな予感
Appleは、M4 iMacに続き、30日0時頃と31日0時頃に新しいMacを発表する。M4シリーズチップを搭載したMacBook ProまたはMac miniが披露される可能性が高い。
M4チップは、M1チップと比べて日常的な作業で最大1.7倍、写真編集やゲームなどの負荷の高い処理では最大2.1倍の性能向上を実現しているという。iMacの外観は変わっていないが、最大4つのThunderbolt 4ポート、最大8K解像度@120Hzの外部ディスプレイ出力、最大32GBのメモリなど、内部仕様は確実に進化している。
明日以降登場する新型Macは、M4チップだけではなくM4 ProチップとM4 Maxチップを搭載したモデルが登場する。Amazonのフライングにより、M4 Proのスペックが流出してしまった。
噂によると、新型Mac miniはApple TV並みに小型化するらしい。スペックとサイズの情報が事実だとすれば、新型Mac miniは「Appleの技術力を結集した最新Mac」になる予感がする。僕は今、なんだかすごくワクワクしている。時間がある人は、少しゴリミーの脳内ダダ漏れトークに付き合ってもらいたい。
小さいのにパワフル。Appleだからこそなせる技
Appleシリコンの魅力は、Intelチップでは不可能だった電池持ちとパフォーマンスの両立を可能にした。消費電力が抑えられ発熱も少ないため、筐体の小型化に繋がっている。
噂どおり新型Mac miniがApple TV並みのサイズになったら、誰も感動するだろう。以下のツイートにまとめた写真を見てほしい。
次のMac miniはApple TVと同等のサイズになるとの噂だけど、マジで!?!?
想像していたよりもかーなーり小さくなるな!?
これでM4 Proとか載ったら、移動先にディスプレイとかの周辺機器さえあれば、「デスクトップ型Macを持ち運ぶ」という世界戦もあり得る!?かもね!? pic.twitter.com/whUgaDmtdE
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) August 10, 2024
Mac miniも決して大きい筐体ではないが、「あ、デスクトップ型Macだな」と思えるほどのサイズはある。これがApple TVと同等のサイズになったら、誰もが「え、これMacなの!?」となるだろう。
しかもM4 Proモデルは、最大で14コアCPU・20コアGPU・64GBメモリ・最大8TBストレージが選択できるとみられ、ちょっとした「ミニMac Studio」になる。
小さいのにパワフル。これまでのデスクトップコンピューターでは考えられない、革新的な存在になる予感がする。
手のひらサイズのデスクトップ型Mac
8年前には27インチ型iMacが持ち運べるトートバッグが登場し「デスクトップMacを持ち運ぶなんてウケる」と話題になっていたが、Apple TV並みのサイズであれば、持ち運ぶことも笑い話ではなくなる。
昨今は、HHKBやKeychronなどメカニカルキーボードや高機能マウス、さらにはすべて自作するという強者も出てきている。かくいう僕も、Keychron Q1 MaxとMX MASTER 3sの組み合わせを使っているときが最も仕事が捗る。
入力デバイスと新型Mac miniを持ち運び、作業する現地で好みの外部ディスプレイに接続すれば、場合によってノート型Mac以上のパフォーマンスが発揮できる環境を手軽に構築できるかもしれない。
きっとディスプレイ裏に新型Mac miniをマウントするためのVESAマウントなどのアクセサリが登場するだろう。4Kテレビに取り付けておけば、巨大な画面でネットコンテンツを楽しめるかもしれない。
新型Mac miniは、Mac miniの歴史においてターニングポイントとなり得る。めちゃくちゃ欲しくなってきた。M4 Pro Mac miniが欲しい。使い道が全く思いつかない上に、買うならM4 Max MacBook Proのほうが自分のライフスタイルにあっていることは明確だが、惹かれる。
M3 ProチップやM2 Maxチップを上回る性能を持つ手のひらサイズのMac。Macの中で最も興味なかった製品だが、急に気になってきた。