新型Mac miniは「史上最も小さいMac」としてM4チップ搭載で年内登場か

Appleは、M4およびM4 Proチップを搭載した、デザインを一新したMac miniを年内に発売する可能性がある。Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏が明らかにした。

2010年以来の大幅なデザイン変更となる新型Mac miniは、Apple TVに近いサイズ感ながら、現行モデルよりもわずかに高くなるという。筐体には引き続きアルミニウムが採用される。

内部の性能も大幅に向上し、開発に携わる関係者は新型Mac miniを「小さな箱に入ったiPad Pro」と表現しているという。背面には少なくとも3つのUSB-Cポート、電源ケーブル用のスペース、HDMIポートが搭載されると予想される。M4チップ搭載のスタンダードモデルと、M4 Proチップ搭載のハイエンドモデルの2つのバージョンが用意され、スタンダードモデルは今月から出荷が開始される見通しだ。

M4チップは、iPad Pro（2024）が初めて採用。第2世代の3nmテクノロジーで設計されており、最大4つの高性能コアと6つの高効率コア、次世代の機械学習（ML）アクセラレータを搭載。CPUパフォーマンスは前世代のiPad Proに搭載されているM2と比べて最大1.5倍高速化している。

AppleはM4 Mac mini以外にも、M4シリーズチップを搭載した新型MacBook ProやiMacを年内に発表すると噂されている。