モバイル業界に激震!Verizon、Vodafoneから合弁会社Verizon Wirelessを取得し、完全子会社化へ
規模としては歴代3位の超大型買収!モバイル業界にまたさらなる変化が訪れそうだ。
ロイター通信によるとVerizon(ベライゾン)はVodafone(ボーダフォン)との合弁会社Verizon Wireless(ベライゾン・ワイヤレス)を1,300億ドルで完全子会社化することを発表したようだ!
企業買収規模としては歴代3位!
Verizonの小会社「Verizon Wireless」は元々VerizonとVodafoneによる合弁会社。持ち株比率はVerizonが55%、Vodafoneが45%となっていた。
今回Verizonが取得したのはVodafoneが所有していた45%の株すべて。総額1,300億ドルの買収額となっているそうだ。
この規模感は歴代3位!皮肉なことに、歴代1位は1999年のVodafoneによるマンネスマン(Mannesmann)買収のようだ。時代は変わるね。
企業の買収案件としては、1999年のボーダフォンによる独マンネスマン買収(2030億ドル)、2000年のアメリカ・オンライン(AOL)によるタイム・ワーナー買収(1810億ドル)に続き、過去3番目の大きさとなる見通し。
これによってVerizon Wirelessは今後合弁会社ではなく、Verizonの完全小会社に。同時に、Vodafoneはアメリカのモバイル市場から完全撤退となる。
買収後はLTEネットワーク設備への投資に力を注ぐとのこと。今後「iPhone 5s」に加えて新たなラインアップとして「iPhone 5c」が登場するとなれば、今まで以上にインフラの強さが求められる。大きな買い物をしたVerizon、この買収はユーザーにとっても吉と出るのか?!
(via ロイター通信)
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