ドコモ・KDDI・ソフトバンクのSIMロック解除に掛かる費用と条件まとめ
来月5月以降に発売される携帯電話はSIMロック解除が義務付けられる。端末購入時から2年間ユーザーをキャリアに縛り付けることが当たり前だった世の中が少しずつ変わろうとしている。
この動きに伴い、ドコモとKDDIに始まり、5月19日にはようやくソフトバンクからもSIMロック解除ができる条件やそのために掛かる費用が発表された!それぞれの内容をまとめたので、参考にどうぞ!
購入後半年間はSIMロック解除不可!ネット受付は無料
ドコモ、KDDIともに2015年5月以降に発売された機種に対し、購入後半年間はSIMロック解除に応じない方針。ソフトバンクは5月29日に発売する「Galaxy S6 Edge」以降の携帯電話、タブレット、モバイルルーターを対象とし、同じく購入日から180日経過していることを条件としている。
また、オンラインで受付作業を行った場合は無料だが、店頭受付の場合は3,000円の手数料が掛かることも共通している。
ドコモとKDDIの詳細は以下からどうぞ!
ドコモのSIMロック解除手続き方法
ドコモのSIMロック解除に関する情報は以下の通り:
機種 | 2015年5月1日(金)以降に発売される機種 (※一部の機種は対象外) |
2015年4月30日(木)までに発売された機種 (※一部の機種は対象外) |
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受付方法 |
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ドコモショップ店頭受付 |
料金 (税抜) |
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3,000円 |
「2015年5月1日(金)以降に発売される機種は、機種購入日から6か月間の解除制限期間(SIMロック解除を行わない期間)を設けております」と明記されている。つまり、5月以降購入した機種は半年間、SIMロック解除をすることができない。
また、一部の機種はSIMロック解除の対象外となっていることも明らかになっている。携帯総合研究所がドコモ広報部に問い合わせたところ、2015年5月以降にiPhoneやiPadが発売された場合、SIMロック解除に応じてくれるとの回答が得られたそうだ。
さらにもう1つ非常に厳しい条件がある。それは端末解約後90日以上過ぎてしまうとそもそもSIMロック解除をすることができなくなってしまうということ。過去に使っていた端末をSIMフリー端末にして使うことはできそうにない。酷い条件だ。
ドコモの発表内容についてはこちらからどうぞ!
KDDIのSIMロック解除手続き方法
続いてKDDIのSIMロック解除に関する情報は以下の通り:
受付方法 |
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料金 (税抜) |
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KDDIもドコモと同じく「お客さまがご購入した日から180日経過した対象端末であれば」と、購入後半年間はSIMロック解除ができないことを明記している。やはり全ての機種ではなく、「一部端末を除く」と書かれている。
KDDI版iPhoneやiPadの対応について気になるところだが、携帯総合研究所によると回答が得られなかったそうだ。残念。
幸いにもKDDIに関しては解約した端末でもSIMロック解除をするためには90日以内である必要は無さそうだ。
KDDIの発表内容についてはこちらからどうぞ!
ソフトバンクのSIMロック解除手続き方法
5月19日にようやく発表したソフトバンクのSIMロック解除に関する情報は以下の通り:
受付方法 |
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料金 (税抜) |
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ドコモと同様に、ソフトバンクも解約した端末に関しては90日以上経っている場合はSIMロック解除には応じない方針だ。
ソフトバンクの発表内容についてはこちらからどうぞ!