AirPods StudioやHomePod mini、発表間近か
Apple、BoseやSonosなどサードパーティ製ヘッドホンやスピーカーの取り扱いを停止
Appleは、新しいオーバーイヤーヘッドホン(AirPods Studio)を近日中に発表される可能性がある。Bloombergによると、Appleは先月末時点でオンラインストアからBose、Logitech、Sonosなどサードパーティ製スピーカーやヘッドホンをすべて取り下げたという。直営店の店頭からも外されたそうだ。
日本のApple公式サイトからもサードパーティ製品は姿を消した。現在はAirPodsおよびBeats製品のみの取り扱いとなっている。
Apple公式サイトよりキャプチャ
Apple Watch発売時もFitBitの取り扱いを終了している
Boseは、Appleが同社製品の取り扱いを終了したことを認めた。Logitechは「サードパーティスピーカーは9月以降、取り扱いを終了する」と通告されたそうだ。
Appleは2014年、Apple Watchの発表直後からFitBit製品の取り扱いを終了。サードパーティブランドが取り扱っていたヘッドホンやスピーカーに対抗する製品が近日中に発表される可能性が高い。
Apple情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏によると、「AirPods Studio」の量産は開始されており、今月末に終わると伝えている。
Makes sense.
The first batch of AirPods Studio mass production ends this month.
Announcement imminent. https://t.co/UvRW1kCNSa
— Jon Prosser (@jon_prosser) 2020年10月6日
「AirPods Studio」は、ノイズキャンセリングをサポートし、タッチコントロールをサポート。イヤーパッドとヘッドバンドのパッドはマグネット式で、ユーザーによる着脱が可能と伝えられている。噂によれば、レザーのようなファブリック素材を使用したプレミアムモデルと、通気性に優れた素材を使用した運動用モデルの2種類が開発されているという。
Appleは「AirPods Studio」の他、HomePodの小型モデル(HomePod mini)を発表するとBloombergは報じている。新型iMacの発売時期などを正確に予測したApple RUMORs氏によると、「HomePod mini」はA10 Fusionチップを内蔵し、HomePodと比べて約半分のサイズになるという。HomePodはA8チップを内蔵している。また価格はHomePodよりも100ドル以上安く販売され、169〜199ドルになると予測。
小型化することでワイヤレススピーカー化、または防水仕様を期待していたが、Apple RUMORs氏は「ただの小型化したHomePod」と説明しており「あまり売れそうにない」と指摘している。