Samsung、折畳スマホ「Galaxy Fold」のディスプレイに関する問題をすべて解決か
画面保護シールであるように見える保護レイヤーを改良、ヒンジ部分も構造を見直し
Samsungは、折畳スマホ「Galaxy Fold」のディスプレイに関する問題をすべて解決したとBloombergが報じている。Samsung Displayのバイスプレジデントは先月18日、「起きていたディスプレイに関する問題の大部分は解決した」と発言し、近日中に発売の再開を示唆していた。
情報元によると、同社は一般消費者向けに提供できる最終段階まで来ているものの、具体的な販売再開時期については明言できない状況だという。
「Galaxy Fold」は当初、4月末に発売予定だったが、レビューユニットを手にした複数のメディアから次々とディスプレイの故障が報告され、発売の延期を決定。その後公開された分解レポートによって折り畳み構造に欠陥が発覚していた。
特に多くの先行レビュワーがこぞって剥がしてしまった画面保護シールであるように見える保護レイヤーに対し、関係者によると、Samsungは外側のベゼル部分まで伸びるように改良し、自力で剥がすことは事実上不可能になった、としている。
また、ヒンジ部分を改良し、ディスプレイが折り畳まれた状態から開いた状態になっても隙間がなくなり、保護レイヤーが広がりやすい仕組みになっているとのこと。これらにより、画面保護シールに見えなくなり、結果的に折畳部分が劣化するリスクの低減にも繋がるという。
Samsungは「Galaxy Note 10」を発表するプレスイベントを8月7日に開催することを発表。Bloombergが報じている通り最終段階ということであれば、同イベントで具体的な発売再開時期なども発表するかもしれない。
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