ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのハッカー攻撃で未公開情報や給与情報が大量流出
【img via Business Insider】
最近、何かと企業の情報流出が増えている気がしてならない。本日、また大手企業が攻撃され、大量の未公開情報や個人情報が流出したようだ。
Bloombergによると、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのハッカー攻撃によってリントンSPE会長を含むSPE関係者6,700人の給与や報酬が流出した他、ソニーの平井一夫社長のメールも流出したことが明らかになっている。
「Guardians of Peace(GOP)」、映画公開の中止を要求
今回情報を大量流出させたハッカー集団は「Guardians of Peace(GOP)」名乗る団体で、「地域の平和を壊し、戦争を引き起こしかねないテロ映画の公開を即刻中止せよ」と要求。これは、北朝鮮の最高指導者である金正恩第1書記の暗殺を企てるという内容が含まれる、SPEが今月25日に公開を予定している映画「ザ・インタビュー」を指していると予想される。
今回流出した平井氏のメールには、問題とされているシーンを承認していることが明らかになった。
ハッキングされた情報はファイル共有サイト「Pirate Bay」にて公開。Bloombergによると、流出したデータ量は合計約100GBにも上るという。
SPEはこの状況に対してどうするのだろうか…。
(via Bloomberg)
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2014.12.18
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