Facebook経由のウェブトラフィックは10%増加、Pinterestは19%減少、Twitterも9%減少
【img via Facebook Expert by mkhmarketing】
やはり今の時代、ウェブサイトにトラフィックをもたらすのは検索エンジンでもTwitterでもない。Facebookなのだ。
Shareaholicが発表した最新の調査内容によると、2014年第2四半期におけるウェブトラフィックの参照元としてFacebookは全体の23.39%となり、前四半期と比較して10%以上増加していることが明らかになった!
Facebookを制するものはウェブトラフィックを制する?!
以前Shareaholicが公開した2013年12月から2014年5月までの数値によと、すべての検索エンジンからの検索流入が減少していることを紹介したが、その原因としてソーシャルネットワークが挙げられていた。
下記グラフは30万以上のウェブサイトにアクセスした4億人以上のユーザーの参照元トラフィックを元に調査されたもの。月が書かれたカラムはその月にウェブサイトにアクセスしたユーザーが全参照元(ダイレクトや検索など)のうち、何割が各SNSを経由して訪れたかが書かれている。例えば、2014年6月におけるFacebookを参照元としたウェブトラフィックは23.39%となっている。5月は21.25%だったことから、3ヶ月で10%もFacebook経由のトラフィックが増えていることが分かる。
逆にFacebook以外のトラフィックはすべて減少傾向にある。Pinterestは7.10%から5.72%まで減少、Twitterも1.14%から1.03%に減少。YouTubeは母数こそ少ないが、0.09%から0.06%と実に32.15%も減少している。
下記線グラフを見ると長期スパンにおいてもいかにFacebookがウェブサイトにトラフィックを送り込むパワーがあるかがよく分かる。2013年6月からのグラフだが、Facebookは右肩上がりに参照元としての存在感を増している。6月に至ってはFacebook経由のウェブトラフィックは他のソーシャルネットワーク経由のウェブトラフィックを合計した割合の3倍以上だった。
ただ最も大事なポイントはFacebookの勢いが増しているということではない。ソーシャルネットワークの重要性が増しているということだ。2014年6月におけるすべての参照元のうち、SNS経由のウェブトラフィックは全体の31.07%。2013年6月時点ではたったの15.55%だった。
1年で2倍以上の集客力を持つようになったソーシャルネットワーク。ウェブサービスやウェブサイトを運営してる人は今後その重要度は増すに違いない。
(via The Next Web)