pCloud、無料ストレージ容量を20GBに倍増。年内限定キャンペーン実施

クラウドストレージサービス「pCloud」が、無料アカウントの容量を通常の10GBから20GBに2倍増量するキャンペーンを2024年12月末まで実施している。当初11月末までの予定だったが、1カ月延長された。

pCloudは2013年にスイスで誕生したクラウドストレージサービスだ。2020年の日本上陸以降、安全性と信頼性が高く評価され、2023年には総務省指針に基づく「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を取得。日本クラウド産業協会の「クラウドアワード2023 審査委員会賞」も受賞している。

主要なプラットフォームに対応しており、WindowsやMac、iOS、Android、Linuxで利用可能。データの転送・保管時には256ビットAES暗号化とTLS/SSLプロトコルによる保護を実装し、オプションで高度な秘匿性を持つ「pCloud Encryption」も提供している。

キャンペーンの利用には専用ページからの新規登録が必要で、登録時にデータセンターの場所を「アメリカ（テキサス州ダラス）」か「EU地域（ルクセンブルク）」から選択する。この設定は後から変更すると有料となるため、慎重な選択が求められる。

有料プランは年間契約と生涯プランを用意。年間プランは500GBが59.88ドル、2TBが119.88ドル。生涯プランは約4年分の料金を前払いすることで99年間または契約者の生涯にわたって利用でき、500GBが299ドル、2TBが599ドル、10TBが1,190ドルで提供されている。

クラウドストレージは複数社から提供されているが、いずれも一長一短はある。pCloudは自分にとっての「推しクラウド」である可能性を探るためにも、まずは無料で利用できる20GBのストレージを手に入れてみてはどうだろうか。