正義感で人を傷つける”正義マン”のフリー写真素材サイトがぱくたそで公開
圧倒的な自信と高圧的な態度で他人に価値観を押し付けるどころか、言葉選ばずに言いたいことを剛速球で叩きつける人、周りにいません?
正義感が強すぎるゆえに人を傷付けている人、見たこと無いだろうか。僕は彼らを「正義マン」と勝手に呼んでいる。
Twitterのタイムラインを見ればうじゃうじゃ誰のためにもならない、もはや暴力でしかに正義感を振るう人を毎日のように見かける。正義マンは自分が絶対的に正しく、自分がやっていることが絶対に人のためになっていると確信しているため、実際は単に自分の価値観を赤の他人にグイグイ押し付けているということに一切気付かない。
仮に完全に的外れなことを言っていても、自分が絶対に正しいと思っているからそんなことはお構いなしだ。自分が正義だからだ。自分は絶対正しく、他人は絶対に間違っていて、自分の意見こそ異論の余地がない、圧倒的に正しい、誰しもが従うべき素晴らしい意見だと信じてやまないからだ。
正義マンにとって自分の過去の行動や発言による過ちは存在していないのも同然。反論や異論も存在していないものとされ、圧倒的に正しい自分の意見のみが通るべきと頑なに信じている。
そして何よりも、彼らはその正義感が人のために役立っていると思っている。親切心からくる優しさであると信じてやまない。相手のことが見えてないのでボロボロになっていても「相手のため」と自分に言い聞かせてさらに傷つける。そういう人たちなのだ。
ここでは公開されたぱくたそのフリー写真素材をもとに、溢れんばかりの正義感で人を傷つける”正義マン”の例を紹介する!
ジョブズが正義マン
僕が最も多く遭遇するのは「スティーブ・ジョブスがいたら……」「スティーブ・ジョブスだったら……」と言い続けている人。最近最も多いのは「スティーブ・ジョブスだったらこんなレンズ配置にしない」との発言。
多分彼らはスティーブ・ジョブスの生まれ変わりなんだろうね。じゃないと分からないもんね、スティーブ・ジョブスがどう思ってるかなんて。
カメラ正義マン
カメラ界隈には正義マンが尋常ではないほど多い。高圧的な態度で「ああしろ、こうしろ」と指示する人はよく見かける。
iPhone 11が広角カメラを搭載したことにより、”一眼カメラは絶対にiPhoneなんかに負けない正義マン”や”センサーサイズ正義マン”、”画質正義マン”などがうじゃうじゃと湧いてきた。
個人的に一番ハイレベルな正義マンだと思うのは、”自分の写真の方がうまいから自分の意見は絶対的に正しいけど自分の撮影した写真は絶対に見せない正義マン”だと思う。圧倒的な自信と高圧的な態度で他人に価値観を押し付けるどころか、言葉選ばずに言いたいことを剛速球で叩きつける人は、意外と多い。
この手の人たちは言っていることが正しかったりするのにまるで伝わらず、反感も爆買いし、嫌われて終わるので勿体ないな、とも思う。けど、彼らは正義感というなの木刀を振りかざしている自分が好きなので、そんなことお構いなし。
正義を振りかざす「正義マン」のフリー写真素材
正義マンは至るところで”活躍”している。ベストなのは彼らには必要以上に構わないこと。ただし、稀に押し付けてくる正義感の中に役に立つ情報や考え方も含まれていたりするので、言いたいことが何なのかを汲み取ることができれば、正義マンの正義木刀によるダメージを最小限にしつつ、自分もパワーアップできる。
ちなみに正義マン同士を戦わせると純粋に正義感の強い方が勝つようです。他の写真素材はぱくたそからどうぞ。