Xiaomi、「Mimoji」を宣伝するためにAppleの「Memoji」のCM動画を使おうとしてバレる
Appleを丸パクリしたアバター機能をAppleのCM動画を使って宣伝するという信じられない行為
Xiaomiは先日、Appleの「Memoji」を丸パクリしたアバター機能「Mimoji」を発表したことで話題になっていたが、Weiboの投稿によると、同社は「Mimoji」を宣伝するために「Memoji」のCM動画を使っていたことが見つかった。
つまり、Appleを丸パクリしたアバター機能をアピールするために、なぜかApple公式のCM動画を使って宣伝した、ということ。ハッキリ言って意味不明としか言いようがない。
Xiaomiはミスであると弁明、「誤ったコンテンツをアップロードしてしまった」
使用されたのはKhalidが出演する動画。これらの動画はJD.comやSuningなどの人気オンラインショッピングサイト上で掲載されていることが確認されている。
もちろん、Xiaomiの広報担当はこれを意図的ではなくミスであると弁明し、スタッフが「誤ったコンテンツをアップロードしてしまった」と説明。
ところがこの説明が最高に意味不明である。嘘をつくにしてももう少し言いようがなかったのだろうか。
自社コンテンツと一緒にAppleのコンテンツがあること自体もありえないが、Appleの動画コンテンツを素材としてXiaomiが持っているはずがないので、アップロードされたコンテンツを不正にダウンロードし、意図的に素材として手元に保管したと考えられる。
裏を返せば、Xiaomiは「Mimoji」のプロモーション用に「Memoji」の動画を使っても気づかれないと判断したということになり、「Mimoji」は「Memoji」にそっくりであることを認めたようなもの。
Daring FireballのJohn Gruber氏はXiaomiのことを「窃盗狂」と結論付けているが、いくら何でもこれはやりすぎだよなあ。
(Source: Caixin Global via Daring Fireball)
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