Xiaomi、AirPower酷似のワイヤレス充電器を発表
3台のデバイスをそれぞれ最大20W、合計60W出力が可能
Xiaomi 2021 New Product Launchより
Xiaomiは3月29日、新製品発表イベントで最大3台のデバイスを同時に充電できるワイヤレス充電器を発表した。外観は、Appleが開発中止を発表した「AirPower」に酷似。各デバイスへ最大20W、合計60Wの出力が可能だという。
19個のコイルが内蔵、2年間に及ぶ開発を経て実現
19個のコイルが内蔵されており、ワイヤレス充電器の上であれば場所問わず充電できる仕組みが強み。オーバーヒートへの対応が難しく、開発には2年間掛かったそうだ。
Xiaomi 2021 New Product Launchより
価格は599元(約1万円)。Qi対応デバイスであれば充電できるため、iPhoneやAirPodsでも利用できるが、Apple Watchは利用できない。
すでにNomadより同様の仕組みを持つ製品が存在
Appleは、AirPowerの開発中止の理由を「高い品質基準を満たすことができなかった」としているが、一部ではApple Watchの充電が難しかったと見られている。最大3台までのデバイスを自由に配置できるワイヤレス充電は、Nomadが「Nomad Base Station Pro」を発売している。
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