大悲報:Apple、「AirPower」マットの開発中止を発表
Appleのハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるDan Riccio氏はTechCrunchを通じ、同社が「AirPower」マットの開発計画を中止したことを発表した。
Appleの求める高い品質基準を満たすことができず
開発を断念した理由はシンプル。Appleの高い品質基準を満たすことができなかったから。
「AirPower」マットは当初、2017年9月に「iPhone X」やiPhone 8とともに発表。iPhoneとApple Watch、そして「AirPods」をデバイス上どこにおいても正確に充電できる、Apple純正のワイヤレス充電器として注目を集めていた。
ただ、発表後、いつまで経っても発売されなかった。2018年2月にはApple Watch充電用に特殊な検知機能を採用していることが分かり、後に聞いた話によればこれが技術的に極めて難しかったそうだ。逆に言えば、Apple Watchの充電機能を諦めていれば遥か昔に「AirPower」マットは発売されていたかもしれない。
その後、iPhoneの取扱説明書に記載され、「AirPower」と「AirPods 2」は2019年前半に出荷されるという噂も浮上し、「iOS 12.2」の最新ベータ版に「AirPower」をサポートする記述が発見されたものの、結果として「AirPods」のみ発売。
「AirPods」の製品ページには新しい「AirPower」マットの公式画像が発見され、「AirPods (第2世代)」の外箱にも「AirPower」について言及されていることが確認されていた。
昨日、John Gruber氏が日本時間3月30日(土)早朝に発売することを示唆するツイートをしたが、結果的に発表ではなく発売中止のお知らせだった。
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