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【レビュー】「The Dimple」ーー航空機の素材を使用した、美しく頑丈な純日本製アルミバンパー

SQUAIR The Dimple

最新機器を駆使しながら、まるで伝統工芸品のようなiPhoneケース。それが今回紹介するSQUAIRの高級アルミバンパーケース「The Dimple」。その価格、約6万円だ。

iPhoneは年々、デザインが洗練されてきている。「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」はこれまでのiPhoneの中で最も薄く、可能であればケースなんて付けずに持ち歩きたい。ただし、万が一落とした時のことを考えたらケースを付けずにはいられない。

「The Dimple」は航空機などに使用される素材「超々ジュラルミンA7075」を採用したバンパーケース。日本で開発されたアルミニウム合金で、プラスチック並みの軽さと強い強度を誇る素材。バンパーという形状でiPhoneをカバーする面積を必要最小限に抑え、ネジも使わずに装着可能。形状もiPhoneがより手に馴染むように設計されている。

以前紹介した「AndMesh Mesh Case」を手掛けるDAQから「iPhone 6 Plus」用の「The Dimple」をご提供頂いたので、1週間使ってみて分かったその魅力について紹介する!

秘密はアシンメトリー!手で持つとしっくり来る、持ち心地の良さ

SQUAIR The Dimple

「The Dimple」を装着してから最も最初に驚くのはその軽さ。「AndMesh Mesh Case」は32gだったが、このバンパーケースはなんとたった16.5g。付けていることさえも分からなくなるほど、軽い。

そして何も付けずに「iPhone 6 Plus」を握った時より明らかに持ちやすいことに気が付く。持った時に指がしっかりと収まるような感覚になる。

SQUAIR The Dimple

SQUAIR The Dimple

SQUAIR The Dimple

これは「The Dimple」の作りに秘密がある。「iPhone 6 Plus」はシンメトリー(左右対称)に作られているが、「The Dimple」は僅かにアシンメトリー(左右非対称)になっている。このお陰で何も付けない時に比べて持ち心地が良いのだ。

SQUAIR The Dimple

日本の最新技術が生み出した圧倒的な美しさと強度のバランス

SQUAIR The Dimple

ただのバンパーではなく、美しいディンプル加工。角度によって光の反射が変わり、様々な輝きを楽しむことができる。

冒頭でも紹介した通り、使用している素材はプラスチック並みの軽さと強い強度を誇る「超々ジュラルミンA7075」。軽く頑丈だからこそ採用した素材だが、本来、ジュラルミンの加工は極めて困難。あえて難易度の高い挑戦に挑み、日本ならではの高い技術力で実現した。

SQUAIR The Dimple

SQUAIR The Dimple

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各ボタンは本体に比べて僅かに出っ張りが増し、押しやすく設計されている。ないがしろにされがちなマナーモードスイッチも本体のスイッチを直接操作している時と変わらないほどスムーズに切り替えることができる。

SQUAIR The Dimple

端末下部は大きく開いた作りとなっていて、上下の細いアルミパーツのみで繋がっている。ただ、このアルミは単なるアルミではなく「超々ジュラルミンA7075」。航空機に使用されるような素材であることから、相当な力を掛けて押しても引っ掻いても折れ曲がらない。

SQUAIR The Dimple

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参考に爪先で細いアルミ部分をそこそこの力で押した様子を撮影したVine動画を載せておく。

気になるカメラ部分だが、これほどの軽さと薄さを実現しておきながらもカメラ部分を守ることができているようだ。平らな机の上に置いてぐらつかない。

SQUAIR The Dimple

ネジは一切不要!特殊なラッチ構造で着脱可能

高級バンパーケースの多くはネジを必要とする。先日紹介した「GRAVITY CASTRUM for iPhone 6 Plus」も例外ではない。大した作業では無いが、可能であればネジが無い方が取り付ける方も楽だ。

「The Dimple」には「The Dimple」のためだけに開発された、特殊なラッチ構造「ITOIGAWA Latch」を採用。1/100mmの誤差も許されない精度で削り出した金属の、わずかなひねりを利用して着脱する仕組み。「カチッ」という音と共に装着が完了する。

SQUAIR The Dimple

SQUAIR The Dimple

SQUAIR The Dimple

SQUAIR The Dimple

企画・製造・組み立て・梱包、全て国内!純日本製だからこそ実現できた

SQUAIR The Dimple

美しく、軽く、頑丈。やはり高級iPhoneケースとなるとクオリティが違う。手に取ったその瞬間に「これまで使ってきたiPhoneケースと何かが違う」というのは分かる。「よく分からないけど、何かしっくり来る」のだ。

その理由はこれまで紹介した通り。日本の最新技術が生み出した「超々ジュラルミンA7075」を利用し、美しさだけではなく手に馴染み使いやすさを追求した設計こそが、「The Dimple」の魅力である。

もちろん、魅力は盛り沢山だが、欠点もある。一般的には金属製ケースは電波劣化が激しいと言われている。その一方で、絶対的な保護性能と美しさは金属製に勝るものはない。「The Dimple」は4分割の金属バンパーを組み合わせる構造を採用し、接合部分が電波の逃がし穴になるように設計されている。実際使用していて電波状況が悪化したような印象は無いが、電波劣化が気になる人は購入を控えた方が良いだろう。

それでも僕は今「The Dimple」を愛用している。「iPhone 6 Plus」が本来持つ美しさを損なうどころか更に美しさを増すiPhoneケースは他に無いだろう。今年発売されるiPhoneは昨年と同じ形状になると予想される。今買っておけばこの先1年以上は使い続けることができる。

「iPhone 6 Plus」用の「The Dimple」

「iPhone 6」用の「The Dimple」

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更新日2018年02月14日
執筆者g.O.R.i
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