【レビュー】「PhoneFoam Dual Skin」ーー薄さと使いやすさを両立した「iPhone X」用二重構造ケース
デザインはシンプルで、iPhoneとしての使い勝手を損なわない。ある程度の耐衝撃性能があり、薄く、軽い。もちろん例外はあるが、基本的に僕が試してみたくなるiPhoneケースは大体この条件に当てはまることが多い。
今回紹介するのは「PhoneFoam Dual Skin」という「iPhone X」用ケース。二重構造ケースでありながら薄く、デザインもシンプルで、何よりもボタンが驚くほど押しやすい。
1台サンプルを提供して頂いたので、紹介する!
TPU製のバンパーとポリカーボネート製の背面パーツ
まずは「PhoneFoam Dual Skin」の外観から。7色展開となっているが、今回僕らが選んだのはレッド。もともと色として好きだが、「Apple Watch Series 3」の赤ポチを意識すると必然的に赤を選びたくなってしまう僕は気にしすぎなのだろうか。
レッドモデルは落ち着きのある色となっていて、ポップさよりも上品、という印象。とは言え、それはあくまでも色合いの話であり、素材は単なるポリカーボネートであるため、高級感はない。
本体には防指紋コートが施され、脂ぎった指先でベトベトと触らない限り、指紋は目立たない。シンプルなデザインだからこそ、指紋が目立たないことは大事。
表側はポリカーボネートではなく、TPU素材が目に入る構造になっている。ポリカーボネートはあくまでも背面を保護するための素材となっていて、基本的にはTPUのバンパーが本体を保護する役目を担っている。
本体の重量は29gとなっていて、二重構造ケースにしては軽量ではないかと思う。下記のようにバンパーを装着してからバックパネルを装着する仕組みとなっていて、これにより、従来の全周保護タイプのケースに比べて格段に着脱がしやすくなっている。
また、ポリカーボネート部をバンパーの中ほどにまで回り込ませているため、背面から見たときに継ぎ目があることを感じさせない美しさを実現。デザインやサイズ、重量を考慮した上で、TPUケースとポリカーボネートケースのいいとこ取りをしたケース、ということだ。
これと言った特徴は無いように見える「PhoneFoam Dual Skin」だが、僕のお気に入りポイントはポリカーボネートとTPUの境目によってツートーンカラー・デザインになっていること。
ボタンは独立パーツを採用しているため、ケース本体にボタン用の出っ張りがあるケースとは異なり、ケースをしていない時と変わらない押し心地を実現。
使用頻度が最も高いであろうサイドボタンが押しづらいとそれだけでストレスになるが、「PhoneFoam Dual Skin」はその点は全く問題ない。小さい力で押すことができ、しっかりとした”クリック感”も感じることができる。
Lightningポート部分もこの通り。シースルーなので少々不格好だと個人的には思うが、本体下部をジッと眺めることもないので目をつむることにしている。
これまでレビューしてきたケースは「iPhone用ケース・カバーまとめ」にあるが、参考に同じレッド系で手元にある「AndMesh Mesh Case for iPhone X」のレッドモデル、アディダス公式の「iPhone X」用ケース「adicolor Moulded Case」のレッドモデル、「AndMesh Basic Case」のレッドモデルと並べてみた。
「PhoneFoam Dual Skin」は、いざ使い始めてみるとツートーンカラーやレッドの色合いなど見た目が気に入っただけではなく、ケース本体のグリップ感やボタンの押しやすさなどの使い勝手もとても良く、気付いたらこのケースのまま使い続けている。
使用している素材や作りとしては耐衝撃構造ではあるが、耐衝撃性能を謳うほどの頑丈さはない。とは言え、ケースを付けるということは無意識にある程度のリスクから守ってくれる前提で装着しているはず。少なくとも僕はそうだ。
ある程度iPhoneを守ってくれることができ、見た目も気に入っていて、何よりも操作がしやすい。「PhoneFoam Dual Skin」は僕にとってのiPhoneケースの条件をしっかりと満たしてくれている。
記事執筆時点の価格は2,460円とリーズナブル。「iPhone 6」「iPhone 6s」iPhone 7iPhone 8用もある(Plusサイズはない)ので、気になる人はチェックしてみるべし!
売り上げランキング: 263,061