新型MacBook Pro、WWDCで発表が濃厚かーーWedbushアナリスト予測

『EXCLUSIVE final MacBook Pro renders and rumors! This is EVERYTHING』よりキャプチャ

Appleは、WWDC 2021で新型MacBook Pro（2021）を発表する可能性がある。WedbushのアナリストDaniel Ives氏が投資家向けに公開した最新レポートによると、AppleはWWDC 2021でiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの最新バージョン発表に加え、新型MacBook Proの発表を含む”いくつかのサプライズ”を用意しているという。

リーク情報の精度をトラッキングするサイト「AppleTrack」によると、Wedbushは25件のリークに対して72％の正答率を持つ。Apple情報を正確にリークしてきたJon Prosser氏も、WWDCで新型MacBook Proが発表されると予測している。

M1チップではなく、M1以上の性能を持つAppleシリコンの可能性が高い

Daniel Ives氏は、新型MacBook ProがM1チップの搭載を予測しているが、誤りである可能性が高い。

WWDC 2021で登場が予測されるMacBook Proは、M1 MacBook Proと並行して販売が継続されているIntelチップのMacBook Proを置き換えるモデルだ。ハイエンドモデルがエントリーモデルと同じチップを採用することはないだろう。

またM1チップは、Thunderboltポートを2ポート以上搭載できない。Intelモデルを置き換えるのであれば、同等の仕様を実現する必要がある。

新型MacBook Proに搭載されるチップは、10コアのCPU、16コア/32コアのGPUを内蔵した「M1X」チップになると噂されている。Thunderboltポートが3つに減るが、SDカードスロットとHDMIポートが復活する。

14インチと16インチモデルが用意され、フラットなデザインの採用、充電用MagSafeの搭載、Touch Barの廃止などが特徴。電池持ちは最大30時間、価格は据え置きになると見られている。

新型14インチ/16インチMacBook Pro（2021）まとめ：M1 ProとM1 Max搭載の最新モデル