Apple Watchのタフネスモデル、最大の難関は電池持ち
本体の耐衝撃性能向上は大前提として、「時計の分際でバッテリーが24時間も持たない問題」は解決してもらいたい

AppleがG-SHOCK対抗モデル「Explorer Edition」を開発しているとの噂がある。エクストリームスポーツなど過酷な環境で活躍するアスリートをターゲットとしているそうだが、純粋にゴツゴツとした外観が好みの人、落下や衝撃を気にせずガツガツ使いたい人にとって魅力的なモデルになるだろう。
実際にApple Watchにタフネスモデルが登場するならば、耐衝撃性能の向上は大前提。機能面では、電池持ちが最大の課題になりそうだ。
すでにフィットネス機能や健康管理機能は充実している
実はApple Watchの基本的な機能は、G-SHOCKやGarminのスマートフォン対応タフネスウォッチで提供されている機能の多くをすでに搭載している。
一例として、スマホ連係対応G-SHOCKの「G-SQUAD」は、光学式センサー式の心拍計、歩数計、方位計、高度・気圧計、温度計、GPSを内蔵し、ワークアウト中の活動状況をリアルタイムに計測可能。スマホでトレーニング履歴の管理もサポートする。いずれの機能も、Apple Watchに何かしらの形で実装されている。
アウトドアユースを前提としたGarminのスマートウォッチ「fēnix 6X Pro Dual Power Ti」は、スマートウォッチ要素の強い製品だ。SuicaやSpotifyに対応し、スマホからの通知も受信可能。ターン・バイ・ターンナビゲーション、高度計・気圧計・電子コンパスによる歩行ナビゲーション、種目別スポーツアプリなどが利用できる。
世界中にある2,000のスキーリゾートのコース名と難易度評価、傾斜・距離・標高の上昇を含めた登山に関するリアルタイム情報、ゴルフコースなど独特の機能はあるが、やはりApple Watchで利用できる機能は多い。現時点で利用できない場合でも、App Storeがあればアプリとして追加できる。
機能面では既存のタフネススマートウォッチと遜色ないが、電池持ちは比較にならないほど短い。G-SQUADとfēnix 6X Pro Dual Power Tiはいずれもソーラー充電に対応し、太陽光を浴びる生活をしていれば毎晩の充電は不要。太陽光充電が利用できなくても、3日以上は使い続けられる。
Apple Watchは発表されて以来、最大18時間から進化なし。Apple Watch Series 6では常時オンディスプレイを無効化すれば2日弱は使えるが、既存のタフネススマートウォッチには及ばない。
エクストリームスポーツの中には、数日間や数週間におよぶ移動を伴うものもある。それらのユーザーもターゲットにするならば、太陽光充電など新たな充電技術を取り入れる必要がある。
Apple Watchの「Explorer Edition」は、早ければ年内に発表するという。タフネスウォッチには欠かせない電池持ちという課題を、Appleがどのように解決するのか楽しみだ。
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いまそんなスマートウォッチあるんですね