Apple、Google、Microsoftの主力ビジネスは?!それぞれの事業別売上比率をまとめたグラフが公開!
【img via Money by 401(K) 2013】
会社が大きくなればなるほどその「主力事業」と言われるものが何だか分からなくなる場合も多い。例えばAppleの場合、iPhoneの収益性は高そうというイメージはあるが、その次に売り上げている事業はパッと思いつかない。Mac?iPad?iTunes?
ZDNetにApple、Google、Microsoftの事業別売上比率をまとめたグラフを公開していたので、紹介する!
Apple(アップル)の事業別売上比率
まずはAppleから。当然のように最も売上規模が大きいのはiPhoneのようだが、続くのはiPadであるそうだ。MacとiTunesや各種ソフトウェアが続くような形となっている。
それにしてもiPhoneがAppleの売上のうち半分以上を捻出しているとは、相当だ。中国への進出も果たしてAppleはこの領域における収益性がさらに高まる可能性が高そうだ!
Google(グーグル)の事業別売上比率
続いてGoogle。Appleと違い、ハードウェアによる売上はないが、ソフトウェアもAndroidを始めとして無料で提供しているので、ハード・ソフトいずれからも収益はない。
では、どのようにして売り上げているかというと、やはり広告なのだ。具体的には世界中のウェブサイトに掲載されているAdsense広告からの収益が全体の62%を占めているようだ。僕達がお世話になっているGoogleだが、Googleも僕らありきで成り立っていると言っても過言ではない!
Microsoft(マイクロソフト)の事業別売上比率
CEOが交代して起死回生を目指すMicrosoftだが、現在の売上比率はやはりライセンシングが大部分を占めている。
このビジネスモデルがどれほど危険であるかはGoogleと比較するとよく分かる。Googleは何でも無料サービスとして提供することが多い。最近では「Google Documents」もそうだが「Chrome OS」というOSさえも無料で提供している。幸いにもまだ現状では世の中が「Microsoft Office」や「Windows」を必要としているので需要はありそうだが、早いところ新たなビジネスモデルを開拓もしくは強化しなければ今後が危ういようにも思える。
(via Boy Genius Report)