Steve Jobs死去から10年、Apple公式サイトが特別仕様に
Jobs氏の格言や基調講演で登壇する様子、家族からの言葉を掲載
Apple公式サイトよりキャプチャ
Appleの共同創業者の1人であるSteve Jobs氏は2011年10月5日、56歳の若さで息を引き取った。死因は膵臓腫瘍の転移による呼吸停止とされている。
亡くなってから10年経った2021年10月5日、Appleは公式サイト上に特別コンテンツ「Steveを称えて」を公開した。Jobs氏の格言や基調講演でプレゼンテーションを行う様子が動画で紹介されている他、家族からの言葉が掲載されている。
Jony Ive氏、Tim Cook氏、Scott Forstall氏からも追悼のコメント
10周忌を記念して、元最高デザイン責任者(CDO)のJony Ive氏がThe Wall Street Journalに寄稿。「Steveのことを考えなかった日は1日もなかった」とコメントしており、当時のことを「最も幸せで、創造的で、楽しい時間だった」と語っている。
Apple現CEOのTim Cook氏は、Jobs氏の言葉とともに10周忌を追悼している。
“People with passion can change the world for the better.”— SJ. Hard to believe it’s been 10 years. Celebrating you today and always. pic.twitter.com/x2IUnlO7ta
— Tim Cook (@tim_cook) 2021年10月5日
スキューモーフィックデザインをiOSやmacOSに取り入れ、最終的に方針の違いで退職を強いられたとするScott Forstall氏も、コメントを寄せている。「10年前、私はメンター、同僚、コラボレーター、デザインパートナー、そして何よりも重要である友達を失った」「この地球上誰もが影響を受けているように思う」と語っている。
Ten years ago today I lost a mentor, colleague, collaborator, design partner, and—most importantly—friend, when Steve Jobs left us too soon. He had an incalculable effect on everyone he impacted, which as far as I can tell, is everyone on the planet. pic.twitter.com/zcKZ1hlyCM
— Scott Forstall (@forstall) 2021年10月5日
往年のAppleファンは、特別コンテンツを一度見てもらいたい。なおジョブズ氏をしのぶメッセージを紹介する特別ページ「追悼 Steve Jobs」は、10年経った今でも公開されている。