Appleの「立ち仕事推奨」に科学的根拠、8万人規模の研究で効果実証
座位10時間超で心血管疾患リスクが15%上昇、立ち仕事との組み合わせで軽減
Appleが推進する「立ち仕事」の効果が科学的に実証された。同社が従業員の健康管理施策として導入している立ち仕事の推奨が、新たな大規模研究で裏付けられている。
Apple Watchによる1時間ごとの立ち上がり通知や、Apple Parkキャンパスの昇降デスク標準装備など、Appleは「座りすぎは新たながん」という考えのもと、積極的な健康管理施策を展開してきた。
Wiredが報じた最新の研究では、イギリスの8万3000人以上を対象に実施された7年間の追跡調査で、座りすぎが健康に及ぼす影響が明らかになった。
調査結果によると、1日12時間以上の静止状態で起立性循環器疾患のリスクが1時間あたり22%上昇。特に座位姿勢では、10時間を超えると起立性循環器疾患のリスクが26%、心血管疾患のリスクが15%増加することが判明した。
一方で、立位姿勢は心血管疾患への影響が見られず、適度な立ち仕事の組み合わせが健康リスクの低減に効果的であることが示された。
(Source: 9to5Mac)
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