Appleの「Amazon Echo」対抗デバイス、既に試作機をテスト中?!
【image via Macworld】
以前から何度か噂されていたAppleのSiriを使用した「Amazon Echo」対抗デバイスは進められているようで、既にプロトタイプ段階にあるとBloombergが関係者の情報をもとに報じている。
このプロジェクトは2年前から開始されていたとのことで、家の中のロックやライト、カーテンなどを音声のみで操作することを目的として作られていると伝えられている。
顔認識機能は搭載、感情を分析することが可能に?
以前、この新デバイスに顔認識機能が搭載されると噂されていたが、Blombergによると顔を認識するだけではなく感情を認識することができるという。Appleは過去にFaceshiftやEmotientという顔認識関連サービスを提供するスタートアップ企業を買収している。
匿名を希望する3人の関係者によると、「Apple TV」の機能として提供することも検討されていたそうだが、「Apple TV (第4世代)」ではSiri用のマイクをリモコン側に内蔵することになったため、計画変更を余儀なくされたという。
プロトタイプ段階にある新デバイスは関わっているエンジニアの自宅で動作テストが行われているとのこと。Appleは過去にも「Siri Remote」を発表1年前から同様の方法でテストしていたそうだ。iPadはTim Cook氏によって半年近くテストされていたという。
Appleが目論むSiriの世界は果てしない。将来的にはiPhoneで特定のウェブページを開き友達にシェアするところまで音声のみで正確に行うことを目指している。なんという世の中だ……。
呼びかけるだけでSiriを介してあらゆる操作が可能になる世の中が実現すれば、便利になりそうな一方で人間が劣化しそうだ。人間も成長しないとね!
(via 9to5Mac)