iPadアプリ「Final Cut」、開発中だがリリースは当分先か
出るとしてもMacアプリと同等の機能は提供されず、iCloudに保存されたプロジェクトを管理するアプリになる?
Appleは、iPad向けに「Final Cut」アプリを開発している可能性がある。未発表iOSバージョンの情報やアクセサリの新カラーをリークした実績があるMajin Bu氏が明らかにした。
Mac向けの動画編集アプリケーション「Final Cut Pro」のようにプラグインをローカル管理する仕組みはなく、実質的にはiCloudに保存されたプロジェクトを管理するアプリになると予測している。リリース時期は不明だが、少なくとも直近で提供されることはないとしている。
Apple is working on a version of Final Cut for the iPad. I know it's not on par with the Pro (it doesn't manage plugins locally) and there is no upcoming launch. I don't know anything else at the moment. I believe it is an interface to manage projects saved on iCloud. #Apple pic.twitter.com/w7XF4acs1P
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) 2022年3月18日
Apple情報を度々リークしてきたJon Prosserは、2020年4月時点でiPad Pro向けのFinal Cut Proは「100%実現する」と予測していたが、2年経った今でも実現されていない。
Appleは、Macと同じM1チップをiPad Pro(2021)やiPad Air(第5世代)に搭載している。チップの高いポテンシャルが活かせているMacに対し、現状ではiPadOSやiPadアプリは宝の持ち腐れ状態だ。Final Cut ProのiPadアプリを待ちわびる声はあるが、WWDC 2022で披露されるであろうiPadOS 16でも発表は期待できそうにない。