App Storeの「今日のAPP」掲載でDL数は最大2,172%増加
「iOS 11」からApp Storeは大きく変わった。「Today」タブが用意され、そこには「今日のゲーム」「今日のAPP」という、毎日更新のコンテンツが表示される。
これらのアプリとして紹介されると、想像の通り、ダウンロード数は飛躍的に伸びることがApptopiaの調べで分かった。
1ヶ月間にわたる調査の結果、App Storeの「今日のAPP」に掲載されるとダウンロード数は平均して1,747%伸び、「今日のゲーム」に掲載されるとダウンロード数は平均792%伸びることが明らかになった!
「今日のゲーム」よりも「今日のAPP」の方がDLされる
これらの調査結果から確実に言えることは、「今日のゲーム」よりも「今日のAPP」の方がダウンロードされる、ということ。また、週末に掲載されるよりも平日に掲載された方がダウンロードされやすいことも判明。
言うまでもなく、有料アプリよりも無料アプリの方がダウンロードされている。
測定期間中、有料アプリは30個中5個、有料ゲームアプリは30個中11個掲載され、そのうち、週末に掲載された有料アプリが3個、有料ゲームアプリは4個だった。
ApptopiaのCOO、Jonathan Kay氏は調査の結果を受け、Appleが選定しているアプリが「大手のものばかり」と批判。「見つけやすさを作りました」と謳っている割には誰も知っている「Starbucks」や「NBC」、「Minecraft」などのアプリを取り上げていることを問題視している。
一方、無名のデベロッパーのアプリが掲載された場合、総合ランク外だったアプリがランクインすることもあり、結果的に順位が1,000も上がった場合もあるようだ。すでに総合ランキングに入っているアプリが掲載された場合は平均137位上がり、ゲームの場合は平均321位上がった。
(via TechCrunch)