米国でTikTokが完全停止、Appleが削除の理由を公表
CapCutやLemon8などByteDance社製アプリが一斉削除
米国時間1月18日夜、AppleはiPhoneとiPadのApp StoreからTikTokを完全削除した。これにより、米国内での新規インストールが不可能となり、既存ユーザーもアプリを利用できない状況となっている。
法律に基づく対応
Appleは19日、公開したサポート文書で「事業を展開する地域の法律に従う義務がある」と説明。ByteDance社が所有するTikTok、CapCut、Lemon8などのアプリは、「外国の敵対者が管理するアプリケーションからアメリカ人を保護する法律」に基づき、米国内のApp Storeで提供を終了したと明らかにした。
対象アプリの一覧は、以下のとおり。
- TikTok
- TikTok Studio
- TikTok Shop Seller Center
- CapCut
- Lemon8
- Hypic
- Lark – Team Collaboration
- Lark – Rooms Display
- Lark Rooms Controller
- Gauth: AI Study Companion
- MARVEL SNAP
影響範囲
この措置により、米国内の1億7000万人以上のユーザーが影響を受けている。また、米国を訪れる外国人旅行者についても、ByteDance社のアプリの機能が制限される可能性があるとAppleは説明している。
今後の展開
1月20日に就任予定のトランプ次期大統領は、TikTokに対して90日間の猶予期間を与えることを検討している。しかし、ByteDance社の所有権のままでTikTokが米国で再び運営できるようになるかは不透明な状況だ。
(Source: MacRumors)
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