ChatGPTがSafariのデフォルト検索エンジンに対応、検索体験が一変する新機能
OpenAIの最新アップデートで実現、Safariの検索バーから直接AIアシスタントにアクセス可能に
OpenAIは本日、ChatGPTアプリの最新アップデートを公開し、Safariブラウザのデフォルト検索エンジンとしてChatGPTを利用できる新機能を追加した。この新機能により、iPhoneやiPadユーザーはSafariの検索バーから直接ChatGPTの検索機能にアクセスできるようになる。
You can now use ChatGPT search as your default search engine in Safari on iOS by updating to the latest version of ChatGPT and enabling the Safari extension! pic.twitter.com/yvyINPN9yv
— Aaron (@aaronp613) February 25, 2025
簡単セットアップで検索体験が一変
ChatGPTアプリを最新バージョンにアップデートすると、設定アプリのSafariセクションから「ChatGPT Search Extension」を有効にすることが可能だ。この拡張機能を有効にするだけで、Safariの検索バーに入力したすべての検索クエリが、GoogleやBingなどの従来の検索エンジンではなく、ChatGPT Searchに自動的にリダイレクトされる仕組みとなっている。
OpenAIによると、「この拡張機能を有効にすると、Safariの検索バーに入力したクエリがChatGPT Searchに送信され、実質的にChatGPT SearchがSafariのデフォルト検索エンジンとして機能します。なお、ChatGPTの通常利用と同じポリシーが適用されます」と説明している。
技術的な仕組みと利用時の注意点
この拡張機能を利用するには、Google.comまたは現在設定しているデフォルト検索エンジンのサイトへのアクセス許可が必要となる。許可を与えると、検索クエリはSafari設定のデフォルト検索エンジンを経由せず、ChatGPTの検索機能に直接転送される。
これにより、従来のキーワード検索とは一線を画す、より自然な会話形式での検索体験が可能になる。特に複雑な質問や、文脈を理解する必要がある検索において、ChatGPTの強みが発揮されるだろう。
AIと検索の融合がもたらす新たな可能性
この新機能は、単なる検索機能の追加にとどまらず、AIアシスタントとウェブ検索の境界を曖昧にする重要な一歩と言える。ユーザーはブラウザの検索バーという馴染みのあるインターフェースから、AIの高度な言語理解能力を活用できるようになる。
従来の検索エンジンでは得られなかった、要約された回答や複数の情報源を統合した結果を、追加のアプリやウェブサイトに移動することなく取得できるようになるため、情報収集の効率が大幅に向上する可能性がある。
今後は他のブラウザへの対応拡大や、検索結果の精度向上など、さらなる機能強化が期待される。ウェブ検索の未来がどのように変化していくのか、注目が集まりそうだ。
ホントに?!ソースは??
ChatGPTがSafariのデフォルト検索エンジンに対応したらしいよ!