当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

ChatGPTがSafariのデフォルト検索エンジンに対応、検索体験が一変する新機能

OpenAIの最新アップデートで実現、Safariの検索バーから直接AIアシスタントにアクセス可能に

Solen feyissa Aj7cDaR6QXs unsplash

OpenAIは本日、ChatGPTアプリの最新アップデートを公開し、Safariブラウザのデフォルト検索エンジンとしてChatGPTを利用できる新機能を追加した。この新機能により、iPhoneやiPadユーザーはSafariの検索バーから直接ChatGPTの検索機能にアクセスできるようになる。

簡単セットアップで検索体験が一変

ChatGPTアプリを最新バージョンにアップデートすると、設定アプリのSafariセクションから「ChatGPT Search Extension」を有効にすることが可能だ。この拡張機能を有効にするだけで、Safariの検索バーに入力したすべての検索クエリが、GoogleやBingなどの従来の検索エンジンではなく、ChatGPT Searchに自動的にリダイレクトされる仕組みとなっている。

OpenAIによると、「この拡張機能を有効にすると、Safariの検索バーに入力したクエリがChatGPT Searchに送信され、実質的にChatGPT SearchがSafariのデフォルト検索エンジンとして機能します。なお、ChatGPTの通常利用と同じポリシーが適用されます」と説明している。

技術的な仕組みと利用時の注意点

この拡張機能を利用するには、Google.comまたは現在設定しているデフォルト検索エンジンのサイトへのアクセス許可が必要となる。許可を与えると、検索クエリはSafari設定のデフォルト検索エンジンを経由せず、ChatGPTの検索機能に直接転送される。

これにより、従来のキーワード検索とは一線を画す、より自然な会話形式での検索体験が可能になる。特に複雑な質問や、文脈を理解する必要がある検索において、ChatGPTの強みが発揮されるだろう。

AIと検索の融合がもたらす新たな可能性

この新機能は、単なる検索機能の追加にとどまらず、AIアシスタントとウェブ検索の境界を曖昧にする重要な一歩と言える。ユーザーはブラウザの検索バーという馴染みのあるインターフェースから、AIの高度な言語理解能力を活用できるようになる。

従来の検索エンジンでは得られなかった、要約された回答や複数の情報源を統合した結果を、追加のアプリやウェブサイトに移動することなく取得できるようになるため、情報収集の効率が大幅に向上する可能性がある。

今後は他のブラウザへの対応拡大や、検索結果の精度向上など、さらなる機能強化が期待される。ウェブ検索の未来がどのように変化していくのか、注目が集まりそうだ。

もっと読む

12本の記事を表示する
公開情報
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  1. 通りすがりの読者(コメントID:705371)
    コメント先:hana_akira(コメントID:705366)
    ChatGPTがSafariのデフォルト検索エンジンに対応したらしいよ!

    ホントに?!ソースは??

  2. hana_akira(コメントID:705366)

    ChatGPTがSafariのデフォルト検索エンジンに対応したらしいよ!

「iPhoneアプリ関連情報・ニュース」新着記事
トレンド検索